夫婦で在宅勤務する家の間取りで考えたこと|書斎は1つで足りるのか
注文住宅を考えていると、リビングや収納、子ども部屋の広さに目が行きがちです。
ただ、わが家の場合はもう一つ大きな悩みがありました。
それが、夫婦で在宅勤務をする場合、仕事場所をどう確保するかです。
私は在宅勤務中心です。
妻も在宅作業や短時間作業が発生する可能性があります。
1人だけが在宅勤務なら、個室書斎を1つ作れば解決しやすいです。
でも夫婦で在宅勤務する可能性があると、少し話が変わってきます。
- 同じ時間にWeb会議が入る
- 子どもの声や生活音が入る
- ダイニングで仕事をすると片付けが必要になる
- 仕事道具の置き場に困る
- 1階に作るか2階に作るかで家事動線が変わる
こう考えると、単に「机を置く場所を作ればいい」という話ではありませんでした。
結論から言うと、わが家では書斎2つではなく、個室書斎1つ+予備作業スペースが現実的ではないかと考えています。
35坪前後の注文住宅で、1階ファミクロや洗濯動線、子ども部屋、収納も大事にしたい。
その中で夫婦の仕事場所をどう作るか、わが家が悩んだことを整理します。

わが家の前提条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 家族構成 | 大人2人、子ども2人 |
| 働き方 | 私は在宅勤務中心 |
| 妻 | 在宅作業や短時間作業の可能性あり |
| 建物規模 | 35坪前後を想定 |
| 検討中の住宅 | 一条工務店グランスマート |
| 欲しい部屋 | LDK、主寝室、子ども部屋2つ、書斎 |
| 優先したいもの | 1階ファミクロ、脱衣所、LDK、子ども部屋、書斎 |
| 悩み | 書斎を2つ作る余裕があるか |
注文住宅なので、理想を言えばいくらでも希望は出てきます。
夫婦それぞれに個室書斎があり、子ども部屋も十分な広さがあり、1階にはファミクロと広いLDKもある。
できるなら、それが理想です。
ただ、実際には建物の広さ、土地の形、住宅ローン、家計のバランスがあります。
わが家は世帯年収1000万円台で、一条工務店グランスマートの注文住宅を検討しています。
住宅ローンも大きくなるため、間取りだけを見て「便利そうだから全部入れよう」とは考えにくいです。
書斎についても、便利さだけでなく、家全体の優先順位の中で考える必要がありました。

夫婦で在宅勤務すると困りやすいこと
夫婦で在宅勤務する場合、困るのは机の数だけではありません。
一番気になったのは、音の問題です。
たとえば、私がWeb会議をしている時間に、妻も電話やオンライン打ち合わせが入る。
同じ部屋やLDKで作業していると、お互いの声が入ってしまう可能性があります。
子育て世帯の場合は、さらに生活音もあります。
- 子どもの声
- テレビの音
- 食事の準備
- 洗濯機や乾燥機の音
- 玄関の出入り
- おもちゃや足音
家族で暮らしている以上、生活音を完全になくすことはできません。そのため、夫婦で在宅勤務する家では、仕事場所の数よりも、音を分けられるかが大事だと感じました。
| 困りやすいこと | 内容 |
|---|---|
| Web会議の音 | 夫婦の声が重なる、相手の会議に音が入る |
| 子どもの声 | 会議中や集中作業中に気になりやすい |
| 背景の映り込み | 家族や生活感が画面に映る可能性がある |
| 作業道具の置き場 | PC、モニター、書類、充電器の置き場所が必要 |
| 片付けの手間 | ダイニング作業だと毎回片付けが必要になる |
| 通信環境 | Web会議やリモート接続で安定性が必要 |
| 空調・照明 | 長時間作業するなら快適性も大事 |
在宅勤務スペースは、ただの空きスペースではなく、仕事を続けやすい場所にする必要があります。

理想は書斎2つ。でも35坪前後では簡単ではない
夫婦で在宅勤務するなら、理想は個室書斎を2つ作ることです。
それぞれが自分の机を持てる。
Web会議の声も分けられる。
仕事道具を置きっぱなしにできる。
集中したいときは扉を閉められる。
使いやすさだけで考えれば、かなり魅力的です。
ただ、わが家では書斎2つは現実的に難しいかもしれないと感じています。
理由は、35坪前後の注文住宅で他にも優先したいものが多いからです。
わが家が優先したいものは、書斎だけではありません。
- 1階ファミクロ
- 脱衣所
- 洗濯動線
- LDK
- 子ども部屋2つ
- 主寝室
- 収納
- 駐車場2台
- 土地や家計とのバランス
特に1階ファミクロや洗濯動線は、毎日の家事負担に関わります。
子ども部屋も将来的には必要です。
そこに個室書斎を2つ入れると、どこかを削る必要が出てきます。
| 案 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 書斎2つ | 夫婦それぞれが集中しやすい | 面積を大きく使う |
| 書斎1つ+予備スペース | 面積とのバランスを取りやすい | 同時会議には工夫が必要 |
| LDK作業中心 | 部屋数を増やさなくてよい | 生活音・片付け・背景が気になる |
| 寝室兼書斎 | 省スペースで作りやすい | 仕事と睡眠の空間が混ざる |
| ホール書斎 | 間取りに入れやすい | 音や背景の問題が出やすい |
書斎2つは便利です。
ただ、わが家では「毎日使う家事動線や収納を削ってまで、書斎を2つ作るべきか」は慎重に考えたい部分でした。

わが家では「個室書斎1つ+予備作業スペース」が現実的
わが家で現実的だと考えているのは、以下の形です。
2階に3畳程度の個室書斎
+
主寝室・2階ホール・LDKなどに予備作業スペースを作る
メインで在宅勤務する人は、個室書斎を使う。
もう1人は、作業内容や時間帯に応じて別の場所を使えるようにする。
この形なら、書斎を2つ作るよりも面積を抑えやすいです。
もちろん、完璧な案ではありません。
夫婦で同時にWeb会議が入る日は、場所の使い分けが必要になります。
予備スペース側にもコンセントや照明、通信環境を用意しておかないと、結局使いにくくなる可能性があります。
それでも、35坪前後で1階ファミクロや子ども部屋も大事にしたいわが家にとっては、かなり現実的な落としどころだと感じています。
| 使う人・場面 | 想定する場所 | 理由 |
|---|---|---|
| 在宅勤務中心の人 | 2階の個室書斎 | 長時間作業・Web会議に向いている |
| 短時間作業 | LDKやダイニング | 家事の合間に使いやすい |
| もう1人のWeb会議 | 主寝室や別室 | 扉を閉めて音を分けやすい |
| 軽作業・調べ物 | 2階ホールなど | 面積を大きく使わずに作りやすい |
| 子どもがいる時間帯 | 個室書斎 | 生活音から少し離れやすい |

予備作業スペースはどこに作るか
個室書斎を1つにする場合、もう1人が使う予備作業スペースをどこにするかが大事です。
わが家で候補になりそうなのは、主寝室、2階ホール、LDKまわりです。
| 予備スペース候補 | 使い方 | わが家での見方 |
|---|---|---|
| 主寝室の一角 | Web会議・短時間作業 | 扉を閉められるので候補 |
| 2階ホール | 軽作業・子どもの勉強兼用 | 面積を使いやすいが音は入りやすい |
| LDKの一角 | 家事の合間の作業 | 便利だがWeb会議には不向き |
| ダイニング | 一時的な作業 | 片付けが必要になりやすい |
| 子ども部屋の一時利用 | 将来までの暫定利用 | 長期的には使いにくくなる可能性あり |
LDKやダイニングは便利ですが、Web会議にはあまり向かないと感じています。
子どもがいる時間帯は生活音もありますし、背景にも気を使います。
一方で、主寝室なら扉を閉められるため、短時間の会議場所としては使いやすそうです。
ただし、寝室に仕事道具が増えすぎると、休む場所と仕事の場所が混ざってしまう点は気になります。
そのため、予備作業スペースは「毎日長時間使う場所」ではなく、必要なときに逃げられる場所として考えるのが現実的だと思っています。

メイン書斎は3畳程度ほしい
書斎の広さについては、わが家では3畳程度を目安に考えています。
1〜1.5畳のこもりスペースでも、短時間の作業なら使えるかもしれません。
ただ、在宅勤務中心で長時間使うなら、少し窮屈に感じそうです。
2畳でも、幅120cm程度のデスクと椅子は置けると思います。
ただ、モニターを置いたり、資料を広げたり、収納を少し置いたりすることを考えると、余裕は少なそうです。
3畳あれば、幅140〜160cm程度のデスク、椅子、モニター、小さな収納を置きやすくなります。
| 広さ | 使い方のイメージ | わが家での見方 |
|---|---|---|
| 1〜1.5畳 | こもりスペース | 長時間勤務には狭そう |
| 2畳 | 最低限の在宅勤務は可能 | 使えるが余裕は少なそう |
| 3畳 | デスク、椅子、モニターを置きやすい | 現実的な候補 |
| 4畳 | かなり快適 | 面積負担が大きい |
夫婦で使う可能性があるとしても、メイン書斎はまず「1人が集中して働ける場所」として考えたいです。
夫婦2人で同じ部屋を使う前提にすると、机も収納も増えます。
結果的に、3畳では足りなくなる可能性があります。
そのため、わが家ではメイン書斎は1人用として作り、もう1人は予備スペースを使う形がよさそうだと考えています。

同時にWeb会議が入る場合の対策
夫婦で在宅勤務する場合、一番困るのは同時にWeb会議が入る日です。
同じ部屋に机を2つ置いても、同時に話すと声が重なります。
相手の会議に自分の声が入る可能性もあります。
そのため、わが家では同時会議の対策として、以下のように考えています。
| 場面 | 対応案 |
|---|---|
| 私がWeb会議、妻が軽作業 | 私は個室書斎、妻はLDKやダイニング |
| 夫婦ともWeb会議 | 1人は個室書斎、もう1人は主寝室など扉のある部屋 |
| 子どもが家にいる時間帯 | Web会議はできるだけ個室側に寄せる |
| 短時間の電話 | 予備スペースや別室で対応 |
| 集中作業だけの日 | LDKやホールも使えるようにする |
完全に音をなくすことは難しいと思います。
ただ、最初から「会議が重なったらどこに逃げるか」を決めておくだけでも、住んでからのストレスは減らせそうです。
コンセントや照明も、メイン書斎だけでなく予備スペースに用意しておくと使いやすくなります。

1階書斎と2階書斎で迷ったこと
書斎を1階に作るか、2階に作るかも悩みました。
1階に書斎があると、家事や子どもの様子を見ながら作業しやすいです。
ちょっとした作業なら、かなり便利だと思います。
ただ、わが家の場合、1階には入れたいものが多くあります。
- LDK
- 1階ファミクロ
- 脱衣所
- 洗面
- 土間収納
- パントリー
- トイレ
1階に書斎まで入れると、LDKや収納、家事動線を圧迫する可能性があります。
わが家では、洗濯動線や1階ファミクロをかなり重視しています。
そのため、1階書斎を優先するよりも、2階に書斎を作る方が現実的だと感じました。
| 配置 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 1階書斎 | 家事や子どもの様子を見やすい | LDK・収納・水回りを圧迫しやすい |
| 2階書斎 | 生活音から少し離れやすい | 家事や子ども対応からは離れる |
| LDK横書斎 | 家族の近くで作業できる | Web会議や集中作業には不向き |
| 寝室兼書斎 | 面積を抑えやすい | 仕事と睡眠の空間が混ざる |
在宅勤務だけを考えるなら、1階書斎も便利です。
ただ、子育て4人家族の暮らし全体で見ると、わが家では2階書斎の方がバランスを取りやすそうです。

夫婦で使うなら設備計画が重要
夫婦で在宅勤務する可能性があるなら、書斎の広さだけでなく設備計画も大事です。
特に気にしているのは、コンセントと通信環境です。
在宅勤務では、思った以上に電源を使います。
- パソコン
- モニター
- スマホ充電器
- デスクライト
- プリンター
- Wi-Fi機器
- イヤホンやヘッドセットの充電
メイン書斎には、コンセントを多めに付けたいです。
また、予備作業スペースにもコンセントを用意しておくと、夫婦同時に作業する場面で使いやすくなります。
| 設備 | 理由 |
|---|---|
| コンセント | PC、モニター、充電器、照明に必要 |
| 有線LAN | 通信を安定させたい場合に便利 |
| 照明 | 目の疲れ対策、Web会議対策 |
| 空調 | 小部屋は暑さ寒さがこもりやすい |
| 換気 | 長時間作業するなら確認したい |
| 収納 | 書類、機器、仕事道具を置くため |
| 扉 | Web会議や集中作業で音を分けやすい |
間取り図だけを見ると、書斎の広さや位置に目が行きます。
でも実際に使うことを考えると、コンセントの位置や数、照明、通信環境もかなり重要だと思います。

夫婦在宅勤務の間取りで確認したいチェックリスト
最後に、夫婦で在宅勤務する家を考えるときのチェックポイントをまとめます。
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 在宅頻度 | 夫婦それぞれが週に何日、家で働くか |
| Web会議 | 同じ時間に会議が重なることがあるか |
| 音 | 子どもの声や生活音をどこまで分けたいか |
| 背景 | Web会議で生活感が映らない場所があるか |
| 作業時間 | 長時間作業か、短時間作業か |
| 仕事道具 | モニター、書類、プリンターなどを置くか |
| 予備スペース | もう1人が使える場所を用意できるか |
| コンセント | 書斎以外にも電源を確保できるか |
| 通信環境 | Wi-Fiや有線LANの位置を確認しているか |
| 家事動線 | 書斎を優先して収納や洗濯動線を削りすぎていないか |
| 将来の使い方 | 子どもが成長した後も使いやすいか |
わが家の場合、書斎2つは理想でした。
ただ、35坪前後の注文住宅で、1階ファミクロや洗濯動線、子ども部屋、収納も大事にしたいと考えると、書斎2つを最優先にするのは難しいと感じました。
そのため、今のところは2階に3畳程度の個室書斎を作り、もう1人が使える予備作業スペースを主寝室や2階ホールなどに用意する形が現実的だと考えています。
夫婦で在宅勤務する家では、机の数だけでなく、音、背景、通信、収納、子ども対応まで考える必要があります。
注文住宅を建てるなら、今の働き方だけでなく、将来の働き方も含めて、無理のない仕事場所を作りたいです。

わが家では、夫婦の在宅勤務スペースだけでなく、1階ファミクロや洗濯動線、子ども部屋の広さもあわせて検討しています。
35坪前後の注文住宅でどこを優先するか悩んでいる方は、以下の記事も参考になると思います。




