間取り・家事動線

1階ファミクロは必要?子育て4人家族が洗濯動線で考えたこと

すみあや

注文住宅の間取りを考える中で、わが家がかなり重視している場所があります。

それが、1階ファミリークローゼットです。

ファミリークローゼットは、家族の服や日用品をまとめて収納するスペースです。

最近は家事動線を考えて、1階にファミクロを作る間取りもよく見かけます。

ただ、実際に間取りへ入れようとすると悩みます。

「1階にファミクロを作るとLDKが狭くならないか」
「家族4人だと何畳くらい必要なのか」
「2階の各部屋収納だけではだめなのか」
「便利そうだけど、本当に優先する価値があるのか」

わが家もまさにここで悩みました。

結論から言うと、わが家では1階ファミクロの優先度はかなり高いです。

理由は、収納量を増やしたいからというより、洗濯後の片付けをできるだけ1階で完結させたいからです。

一条工務店のグランスマートで注文住宅を検討する中で、LDK、パントリー、脱衣室、ランドリー、玄関収納など、入れたいものはたくさんあります。

その中でも、毎日の家事負担に直結しそうだと感じたのが1階ファミクロでした。

洗面所からファミリークローゼットの動線
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わが家の前提条件

まず、わが家の前提は以下です。

項目内容
家族構成大人2人、子ども2人
働き方私は在宅勤務中心
洗濯物大人の服、子どもの服、タオル、保育園・学校用品など
間取りの希望洗濯後の片付けを1階で完結させたい
ファミクロ希望面積3〜4畳程度
家づくりの方針世帯年収1000万円台でも無理しすぎない家づくり

子どもがいると、洗濯物は想像以上に増えます。

服だけではなく、肌着、靴下、パジャマ、タオル、保育園用品、予備の着替えなどもあります。

さらに子どもが2人いると、サイズ違いの服、季節物、保育園用、普段着など、分けて管理したいものも増えます。

そのため、わが家では「収納を増やす」だけではなく、洗濯後にすぐしまえる場所に収納を作ることを重視したいと考えました。

わが家の前提条件

2階収納だけだと大変だと感じた理由

一般的な間取りでは、寝室や子ども部屋のクローゼットは2階にあることが多いと思います。

もちろん、2階の各部屋に収納があること自体は便利です。

寝室には寝室の収納、子ども部屋には子ども部屋の収納があった方が、部屋ごとの管理はしやすくなります。

ただ、洗濯動線で考えると少し気になりました。

たとえば、1階で洗濯して、1階で乾燥する場合です。

1階で洗濯

 ↓

1階で乾燥

 ↓

服をまとめる

 ↓

2階へ運ぶ

 ↓

各部屋にしまう

この流れだと、洗濯のたびに服を2階へ運ぶ必要があります。

1回だけなら、それほど大きな負担ではないかもしれません。

ただ、これが毎週、毎月、毎年続くと、地味に面倒になりそうだと感じました。

特に子どもが小さい時期は、着替えの回数も多くなります。

食べこぼし、汗、泥汚れ、トイレ関係などで、洗濯回数が増えることもあります。

わが家では、この「洗濯後に2階へ運ぶ作業」をできるだけ減らしたいと考えました。

2階収納だけの洗濯動線図

1階ファミクロがある場合の動線

1階にファミクロがあり、脱衣室やランドリーの近くに配置できると、洗濯後の動きはかなり短くなります。

わが家が理想としている流れは、以下のような形です。

洗濯機

乾燥機・室内干し

1階ファミクロ

着替え・保育園準備

脱衣室やランドリーの近くにファミクロがあれば、乾いた服をすぐ横に移動して収納できます。

ハンガーのまま収納できれば、畳む量も減らせます。

また、子どもの着替えやタオルを1階にまとめられれば、お風呂上がりや朝の準備も楽になりそうです。

わが家の場合、在宅勤務中心なので、仕事の合間に洗濯を回すこともあります。

そのときに、洗濯・乾燥・収納までの距離が短いと、家事を細切れで進めやすいと感じています。

1階ファミクロがある場合の洗濯動線

数値で考えると、どれくらい違うのか

ここからは、わが家の生活を想定した概算です。

家庭によって洗濯回数や収納方法は違うため、あくまで一例として見てください。

項目前提
洗濯回数週7回
2階へ服を運ぶ回数洗濯1回につき1回
1回あたりの移動・収納差約2〜3分
年間52週

旅行や洗濯しない日もあると思うので、単純に365回ではなく、年間325回程度として考えます。

1回あたりの差年間の負担
2分650分:10時間50分
3分975分:16時間15分
5分1,625分:27時間5分

もちろん、毎回きっちり同じ時間がかかるわけではありません。

ただ、洗濯物を持って2階へ上がる作業は、時間以上に面倒に感じやすいと思っています。

子どもに呼ばれたり、別の家事が入ったりすると、途中で作業が止まることもあります。

わが家では、この小さな負担を間取りで減らせるなら、検討する価値はあると感じました。

年間の洗濯物移動時間の比較

家族4人なら1階ファミクロは何畳必要か

1階ファミクロの広さは、かなり悩んでいる部分です。

わが家では、できれば3〜4畳程度を目安にしたいと考えています。

ただ、35坪前後の注文住宅で1階に入れたいものは多いです。

  • LDK
  • 玄関
  • 土間収納
  • トイレ
  • 洗面
  • 脱衣室
  • ランドリー
  • パントリー
  • 1階ファミクロ



これらをすべて1階に入れようとすると、どうしても面積の取り合いになります。

ファミクロを広くすれば収納は増えます。

しかし、その分だけLDK、パントリー、脱衣室、玄関収納などが狭くなる可能性があります。

そのため、わが家では「広ければ広いほどよい」というより、3〜4畳の中で何を収納するかを決めることが大事だと考えています。

広さ使い方のイメージ
2畳前後タオル、下着、子ども服の一部などに絞る
3畳前後家族4人の普段着やタオルをある程度まとめやすい
4畳前後ハンガー収納や保育園・学校用品も置きやすい
4畳超便利だが、LDKや水回りとのバランス確認が必要

わが家としては、1階ファミクロにすべての服を入れるというより、毎日使う服やタオルを中心に置く場所として考えています。

2畳・3畳・4畳のファミリークローゼット比較

1階ファミクロに入れたいもの・入れないもの

1階ファミクロを作るなら、何を入れる場所なのかを先に決めておく必要があると感じています。

何でも置ける収納にしてしまうと便利な反面、すぐに物置化する可能性があります。

わが家で考えている収納イメージは以下です。

入れたいもの理由
子どもの普段着着替えが多く、1階で完結できると楽
大人の普段着の一部在宅勤務や日常使いの服を取り出しやすくするため
肌着・靴下・パジャマお風呂上がりや朝の準備で使いやすい
タオル類脱衣室や洗面と近いと便利
保育園・学校用品の一部朝の準備を1階で済ませやすい



一方で、何でも1階ファミクロに入れる必要はないと思っています。

入れすぎない方がよいもの理由
季節外の服すべて収納量を圧迫しやすい
思い出品毎日使わないため別収納でもよい
書類服と混ざると管理しにくい
掃除道具・日用品の在庫目的があいまいになる可能性がある
使わない大型荷物物置化しやすい

1階ファミクロは便利そうですが、収納の目的を決めておかないと、かえって散らかる可能性もあります。

わが家では、まずは「洗濯後にしまう服」「お風呂上がりに使うもの」「朝の準備で使うもの」を中心に考えたいです。

1階ファミクロに入れるもの・入れないもの

1階ファミクロのデメリット

1階ファミクロにはメリットがありますが、デメリットもあります。

特に気になるのは、以下の点です。

デメリットわが家で気になったこと
1階の面積を使うLDK、パントリー、脱衣室とのバランスが難しい
広くしすぎると他が狭くなる35坪前後では面積配分がシビアになる
収納するものを決めないと散らかる何でも置き場になる可能性がある
2階収納との役割分担が必要全部1階に集めると各部屋収納が使いにくくなる可能性がある
扉や通路幅も考える必要がある使いやすさは広さだけで決まらない

特に1階に入れたいものが多い場合は、ファミクロだけを優先しすぎると他の場所にしわ寄せが出ます。

わが家でも、パントリーや脱衣室、ランドリーとのバランスはかなり悩む部分です。

そのため、1階ファミクロを作る場合でも以下のように考える必要があると思っています。

  • 何を収納する場所なのか決める
  • 2階収納との役割を分ける
  • 脱衣室やランドリーとの距離を確認する
  • 通路幅や扉の開き方も確認する
  • LDKやパントリーを削りすぎていないか見る



便利そうだから作るのではなく、自分たちの生活で本当に使うかを確認した方がよいと感じました。

1階ファミクロの注意点チェック表

それでもわが家が1階ファミクロを優先したい理由

デメリットはあります。

それでも、わが家では1階ファミクロをできれば入れたいと考えています。

理由は、毎日の家事に効いてくると思うからです。

  • 洗濯物を2階に運ぶ回数を減らせる
  • 乾いた服をすぐしまいやすい
  • 子どもの着替えを1階で済ませやすい
  • お風呂上がりの動きが楽になりそう
  • 朝の準備が1階で完結しやすい
  • 在宅勤務の合間にも家事を進めやすい



注文住宅では、外観、設備、キッチン、内装などに目が行きやすいです。

もちろん、それらも大切です。

ただ、長く暮らすことを考えると、毎日の小さな負担を減らすことも大事だと思っています。

洗濯物を2階へ運ぶ作業は、1回だけなら小さなことです。

しかし、年間で何百回も発生する可能性があると考えると、間取りで減らせる価値はあると感じました。

1階ファミクロで楽になる家事一覧表

1階ファミクロを検討するときのチェックポイント

最後に、わが家が1階ファミクロを考えるうえで確認したいポイントを整理します。

チェック項目確認すること
家族構成子どもの人数、着替えの量、洗濯頻度を確認する
洗濯動線洗濯機、干す場所、乾燥機、収納までの距離を見る
収納するもの普段着、下着、タオル、保育園用品などを決める
広さ2畳、3畳、4畳で何が入るか考える
1階の面積配分LDK、パントリー、脱衣室を削りすぎていないか確認する
2階収納との分担すべて1階に集めるのか、一部だけにするのか決める
扉・通路幅洗濯かごを持って通りやすいか確認する
物置化対策入れないものを決めておく



1階ファミクロは、作れば必ず便利になるというものではないと思います。

ただ、わが家のように子育て中で洗濯物が多く、1階で洗濯・乾燥・収納をまとめたい家庭には、検討する価値がある間取りだと感じています。

1階ファミクロ検討するときのチェックリスト

まとめ:わが家は1階ファミクロをかなり優先したい

わが家が1階ファミクロを入れたい理由は、洗濯動線を短くしたいからです。

1階で洗濯して、1階で乾かして、1階でしまう。

この流れができれば、毎日の家事負担を減らしやすくなると考えています。

家族4人で暮らす場合、洗濯物は多くなります。

子どもの服、タオル、下着、保育園・学校用品など、管理するものも増えます。

2階収納だけでも暮らせるとは思います。

ただ、洗濯後に毎回2階へ運ぶことを考えると、わが家では1階ファミクロの優先度は高いです。

もちろん、1階ファミクロにはデメリットもあります。

1階の面積を使うため、LDK、パントリー、脱衣室、ランドリーとのバランスは必要です。

そのため、わが家では「とにかく広いファミクロ」ではなく、3〜4畳程度で、毎日使うものを中心に収納できる場所として考えたいです。

注文住宅では見た目や設備だけでなく、暮らし始めてからの家事のしやすさも大切だと感じています。

一条工務店のグランスマートで家づくりを進める中でも、ファミクロは最後までしっかり確認したいポイントです。

1階ファミクロは、脱衣室やランドリーとの位置関係によって使いやすさが大きく変わると感じています。

わが家では、洗濯後の片付けを短くするために、脱衣室とファミクロを近づける間取りも検討しています。

あわせて読みたい
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また、1階にはファミクロ以外にも、パントリーや玄関収納など入れたいものが多くあります。

買い物後の動線については、こちらの記事でもまとめています。

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すみあや
システムエンジニア
神奈川県に住んでいる子育て4人家族です。 一条工務店グランスマートの注文住宅を計画中です。家づくりで悩んだ住宅ローン、家計、間取り、土地選び、太陽光発電のことをできるだけ数字と実体験を交えて発信しています。 世帯年収1000万円台でも無理しすぎない家づくりを目指しています。
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