35坪でパントリーは作れる?4人家族が1〜1.5畳を検討した理由
注文住宅の間取りを考えていると、「せっかくならパントリーがほしい」と思う方も多いのではないでしょうか。
わが家も一条工務店のグランスマートを検討する中で食品や飲料、日用品をまとめて収納できるパントリーを作りたいと考えていました。
ただ、想定している建物は約35坪です。
さらに1階にはLDKだけでなく、脱衣所・ランドリー・洗面・土間収納・ファミリークローゼットなど入れたいものがたくさんあります。
特にわが家では、洗濯から収納までをなるべく1階で完結させるため、1階ファミクロを優先したいと考えています。
そこで悩んだのが、
「35坪でもパントリーは作れるのか」
「何畳くらい確保するのが現実的なのか」
「玄関からパントリーを通ってキッチンへ行ける動線まで必要なのか」
という点でした。
この記事では、4人家族のわが家が35坪前後の注文住宅でパントリーを検討したときに考えた広さ・収納量・玄関動線・ファミクロとの優先順位をまとめます。

この記事で分かること
- 35坪前後でパントリーを作るときの考え方
- 0.5畳・1畳・1.5畳・2畳以上の違い
- わが家が1〜1.5畳を現実的だと考えた理由
- 玄関→パントリー→キッチン動線を優先しなかった理由
- ファミクロ・土間収納・カップボードとの役割分担
- 35坪で収納計画を考えるときに確認したいポイント
あくまで、わが家の家族構成や間取りの優先順位をもとにした検討内容です。
同じ35坪でも、1階と2階の面積配分や欲しい部屋によってパントリーに使える面積は変わります。
わが家の前提条件
まず、わが家の前提は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 建物規模 | 約35坪 |
| 家族構成 | 大人2人、子ども2人 |
| 建物 | 一条工務店の注文住宅を想定 |
| 検討している商品 | グランスマート |
| 重視したいもの | 家事動線、収納、暮らしやすさ |
| 優先したい収納 | 1階ファミクロ、土間収納、パントリー |
| 悩み | 広さ・収納量・玄関からの動線 |

中でも優先したいのが1階ファミクロです。
洗う、乾かす、しまう、着替える。
この流れをできるだけ1階で完結させ、洗濯物を2階まで運ぶ生活を減らしたいと考えています。
そのため、パントリーだけを単体で考えるのではなく、ファミクロやランドリーとの面積配分を見ながら考える必要がありました。

結論|35坪なら1〜1.5畳のパントリーを検討
わが家の場合、35坪前後なら1〜1.5畳程度のパントリーを基本に考えるのが現実的だと感じています。
余裕があれば1.5畳。
面積が厳しければ1畳。
さらに厳しければ、無理に個室型のパントリーを作らず、カップボードなどのキッチン収納を増やす方法も候補です。
一方で、玄関からパントリーを通ってキッチンへ行ける「通り抜け型」の動線については、わが家では絶対条件にしていません。
買い物後は便利ですが、人が通るためのスペースを確保するとその分だけ棚を設置できる場所が減りやすいからです。
わが家の場合は、
玄関からの最短動線よりも、必要な収納量と毎日使う洗濯動線を優先する
という考えになりました。

何坪あればパントリーは作れる?35坪で考えたこと
「何坪あればパントリーを作れるのか」と気になる方もいると思います。
ただ、実際には延床面積だけで決まるものではありません。
同じ35坪でも、
- 1階と2階をどのくらいの面積にするか
- LDKを何畳にするか
- ファミクロを作るか
- ランドリールームを作るか
- 土間収納を作るか
によって、パントリーに使える面積は大きく変わります。
35坪でも1階で使えるのは約17.5坪
総2階に近い形で35坪の家を考えると1階は約17.5坪。
㎡にすると、およそ58㎡です。
35坪と聞くと収納にも余裕がありそうに感じますが、約58㎡の中にLDK・キッチン・玄関・洗面・脱衣所・トイレ・階段・収納などを配置すると自由に使える面積はそこまで多くありません。

1階ファミクロを優先するとパントリーの余裕は小さくなる
わが家が1階に入れたいスペースを整理すると、次のようになります。
| 場所 | 検討している広さ |
|---|---|
| LDK | 18〜20畳 |
| 脱衣所・ランドリー | 2〜3畳 |
| 洗面 | 1.5〜2畳 |
| 1階ファミクロ | 3〜4畳 |
| 玄関・ホール | 2〜3畳 |
| 土間収納 | 1〜2畳 |
| トイレ | 約1畳 |
| 階段 | 約2畳 |
| パントリー | 1〜2畳 |

特にわが家では、ファミクロを3〜4畳程度確保したいと考えていました。
パントリーを大きくすれば、
- LDKを小さくする
- ファミクロを小さくする
- 土間収納を小さくする
- 脱衣所や洗面をコンパクトにする
- 延床面積そのものを増やす
といった調整が必要になります。
そこで、「パントリーが欲しいから作る」ではなく、「何を削ってまでパントリーを広くするのか」で考えるようになりました。

パントリーは何畳必要?0.5〜2畳以上を比較
わが家では、パントリーの広さを次のように考えました。
| パントリーの広さ | できること | わが家の感覚 |
|---|---|---|
| 0.5畳 | 調味料や食品ストックを少し置ける | 最低限ならあり |
| 1畳 | 食品、調味料、日用品の一部を収納できる | 現実的 |
| 1.5畳 | 家族4人のストック収納として使いやすい | 理想に近い |
| 2畳 | 収納力は高い | 35坪ではやや面積負担が大きい |
| 3畳以上 | かなり収納できる | 他の空間を圧迫しやすい |

わが家の場合、バランスが良さそうなのは1〜1.5畳です。
2畳以上あれば収納力は高くなりますが、そのために1階ファミクロやLDKを削るのであれば、優先順位をもう一度考えると思います。
パントリーは広ければ広いほど良いというより、必要な物を管理しやすい広さになっているかの方が重要だと考えています。

わが家がパントリーに収納したいもの
パントリーを作るなら、わが家では主に次のような物を置きたいと考えています。
| 収納したいもの | 具体例 |
|---|---|
| 食品ストック | 米、乾麺、缶詰、レトルト、調味料 |
| 飲料 | 水、お茶、子ども用飲料 |
| 日用品 | キッチンペーパー、ラップ、洗剤 |
| 子ども関連 | お菓子、離乳食や補助食品など |
| 防災用品 | 非常食、水、簡易的な備蓄品 |

子どもがいると食品だけでなく日用品のストックも増えます。
さらにわが家では車で買い物に行くことを想定しているため、水や飲料などをまとめて買ったときの置き場所も欲しいところです。
一方で、広くしすぎると何を持っているか把握しにくくなったり、必要以上にストックを増やしたりする可能性もあります。
収納量だけでなく、管理のしやすさも考えたいと思っています。

通り抜け型パントリーは必要?
パントリーを考える中で、かなり悩んだのが玄関からの動線です。
玄関からパントリーへ入り、そのままキッチンへ行ける間取りは便利そうに見えます。
買い物後なら、
玄関
↓
パントリーで常温品を収納
↓
キッチン・冷蔵庫で冷蔵品を収納
という流れを作れます。
玄関からキッチンへ直行できるメリット
特にメリットを感じるのは、水・米・飲料など重い物をまとめて買ったときです。
玄関からパントリーまでの距離が短ければ、重い荷物を持ってLDKの中まで移動する距離を減らせます。
わが家では買い物を週2回程度と想定しています。
単純計算すると、
週2回×52週=年間約104回
買い物後の片付けが発生します。
そのため、玄関からパントリーへの動線自体には十分メリットがあると感じています。
ただ、わが家の場合は「数分の時間短縮」よりも「重い荷物を運ぶ距離を減らせること」の方が大きなメリットだと考えました。

通路を作ると収納量が減る
一方、通り抜け型には大きな注意点があります。
人が歩くための通路が必要になることです。
同じ1.5畳のパントリーでも行き止まり型なら壁面に棚を設置しやすい一方、通り抜け型では入口と出口をつなぐスペースを空ける必要があります。
つまり、
床面積は同じでも、実際に収納に使える壁面が減る可能性があります。
35坪前後でパントリーに使える面積が限られているわが家にとって、この差は無視できませんでした。

週2回の買い物動線より毎日の洗濯動線を優先
玄関からパントリーへの動線を絶対条件にしなかった一番の理由は、使用頻度です。
買い物は週2回程度を想定しています。
一方で、
脱衣所
↓
ランドリー
↓
ファミリークローゼット
↓
収納・着替え
という動線は、ほぼ毎日使う可能性があります。
限られた1階の面積をどこに使うか考えた結果、わが家では玄関からパントリーへの動線より、洗濯動線とファミクロを優先することにしました。

土間収納との役割分担も考える
玄関周辺には、パントリーだけでなく土間収納も作りたいと考えています。
そのため、何をどこに置くかも整理しました。
| 収納 | 主に置きたいもの |
|---|---|
| 土間収納 | ベビーカー・外遊び用品・掃除道具・防災用品 |
| パントリー | 食品・飲料・日用品・キッチン周りのストック |
| キッチン収納 | 調理器具・食器・日常的に使う食品 |
玄関近くに収納を増やすだけではなく、それぞれの役割を決めておく方が使いやすそうです。
通り抜け型を採用する場合は、玄関からパントリーが丸見えにならないかも確認したいところです。
食品や日用品を置く場所なので、どうしても生活感は出ます。
扉の位置や種類も含めて、動線だけでなく見え方まで確認する必要があると感じました。

パントリーを大きくせずカップボードで補う方法
パントリーに使える面積が足りない場合は、キッチン収納を増やす方法もあります。
記事作成時点では、わが家でも幅2250mmや2700mmのカップボードを検討していました。
| 収納方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| パントリー | 食品や日用品をまとめやすい | 1階の面積を使う |
| 幅2250mmカップボード | キッチン内に収納できる | 大量ストックには弱い |
| 幅2700mmカップボード | 収納量を増やしやすい | 壁面スペースが必要 |
| 吊戸棚 | 上部空間を活用できる | 高い位置は使いにくい場合がある |
| 床下収納 | 面積を増やさず使える | 出し入れはやや面倒 |

わが家では、
小さめのパントリー+大きめのカップボード
という組み合わせも現実的だと考えました。
例えばパントリーを1〜1.5畳程度に抑え、その分キッチン側の収納量を増やす方法です。
パントリー単体ではなく、キッチン全体でどのくらい収納できるのかを見る方が、35坪前後では考えやすいと感じています。

わが家が出したパントリーの優先順位
ここまで検討した結果、わが家では次の順番で考えることにしました。
- 1階ファミクロと洗濯動線を確保する
- LDKなど毎日過ごす空間を確保する
- キッチン周りで必要な収納量を確認する
- 余裕があれば1〜1.5畳程度のパントリーを作る
- 面積が厳しければカップボード収納を増やす
- 玄関からの通り抜け動線は、収納量を削らず作れる場合に検討する

玄関→パントリー→キッチンの動線は便利だと思います。
ただ、わが家の場合は、
収納量や洗濯動線を削ってまで採用するものではない
という位置づけになりました。
同じ35坪でもまとめ買いが多い家庭やファミクロを作らない家庭であれば、パントリーの優先順位は変わると思います。

35坪でパントリーを考えるときに確認したいこと
間取りを見ながら、少なくとも次の点は確認しておきたいです。
| チェック項目 | 確認すること |
|---|---|
| 1階全体 | LDK・洗面・ランドリー・ファミクロなどを圧迫していないか |
| 収納量 | 通路を除いて実際に何面の棚を作れるか |
| 収納する物 | 食品用なのか、日用品や備蓄も置くのか |
| カップボード | パントリーでなくても収納できる物はないか |
| 玄関動線 | 玄関から直結する必要が本当にあるか |
| 通路幅 | 買い物袋を持って通りやすいか |
| 扉 | 開閉が邪魔にならないか |
| 見え方 | 玄関からパントリー内部が見えすぎないか |
| 土間収納 | 外用品と食品の収納場所を分けられているか |

特に通り抜け型を検討するなら、図面だけを見るのではなく
「買い物袋を持って玄関に入り、食品をしまい、冷蔵品を冷蔵庫に入れる」
ところまで想像してみると分かりやすいです。
動線が短くても扉を何度も開けたり、狭い通路を通ったりするのであれば、思っていたほど便利ではない可能性もあります。
まとめ|35坪では広さより収納量と動線のバランスを重視
35坪前後の注文住宅でも、パントリーを作ることは十分検討できます。
ただ、わが家のように1階へファミクロ・ランドリー・洗面・土間収納・LDKまで入れたい場合、パントリーだけを大きくするのは難しくなります。
わが家では、
余裕があれば1.5畳、面積が厳しければ1畳程度
を基本に考えました。
さらに厳しければ無理に個室型パントリーを作らず、カップボードなどのキッチン収納を増やす方法も候補です。
玄関からパントリー、キッチンへつながる動線も便利ですが、わが家では絶対条件にはしませんでした。
買い物は週2回程度。
それに対して、洗濯や着替えはほぼ毎日のことです。
そのため限られた1階面積の中では、まず1階ファミクロと洗濯動線を優先しそのうえで必要なパントリー収納を確保するという考え方が、わが家には合っていると感じました。
35坪でパントリーを考えるときは、「何畳取れるか」だけでなく
何を収納したいのか、どの動線を毎日使うのか、そのために何を削ることになるのか
まで一緒に考えると、優先順位を決めやすくなると思います。
パントリーだけでなく、35坪前後の家ではファミクロや洗濯動線とのバランスも悩みどころでした。
わが家が1階ファミクロを重視した理由については、以下の記事でも詳しく整理しています。


