お金・住宅ローン

一条工務店で予算オーバーしやすい7つの項目。グランスマート見積でわが家が確認したこと

すみあや

一条工務店で家づくりを考え始めると、最初に気になるのが「結局、総額はいくらになるのか」という点ではないでしょうか。

わが家も、一条工務店のグランスマートで家づくりを検討しています。

高気密・高断熱、全館床暖房、太陽光発電、蓄電池などに魅力を感じている一方で、見積を見ていく中で「これは建物本体価格だけで判断すると危ないかもしれない」と感じました。

結論から言うと、一条工務店で予算オーバーを防ぐには、建物本体価格ではなく、住み始めるまでに必要な総額で考えることが大事だと思います。

わが家の場合、総額はおおよそ6,200万円前後を想定しています。

この金額には、土地代、建物本体価格、太陽光・蓄電池、付帯工事、オプション、外構、諸費用などを含めて考えています。



この記事では、グランスマートの見積を見ながら、わが家が「ここは予算オーバーしやすい」と感じたポイントを整理します。

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わが家の前提条件

まず、わが家の検討条件は以下のようなイメージです。

項目内容
ハウスメーカー一条工務店
商品グランスマート
建物の大きさ35坪前後
家族構成大人2人、子供2人
総予算約6,200万円
土地代の想定約2,000万円
建物・付帯・外構など約4,200万円
希望1階ファミクロ、脱衣室直結、在宅部屋、庭、駐車場2台、太陽光・蓄電池

一条工務店は、標準仕様が充実している印象があります。

ただ、標準仕様が多いからといって、家づくり全体の費用が読みやすいわけではありません。

実際には、間取りの希望、坪数、オプション、土地条件、外構、家具家電まで含めて考える必要があります。

わが家も最初は「建物本体価格がいくらか」を中心に見ていました。

しかし見積を確認していくと、家づくりは建物本体だけでは終わらないと感じました。

総額6,200万円のざっくり内訳

わが家が想定している総額6,200万円をざっくり分けると、以下のようなイメージです。

項目金額イメージ
土地代2,000万円
建物本体価格2,900万円
太陽光・蓄電池・付帯工事500万円
オプション300万円
外構300万円
諸費用200万円
合計6,200万円



ここで注意したいのは、建物本体価格だけを見ると、実際の総額よりかなり低く見えることです。

わが家の場合、35坪前後で考えています。

仮に坪単価82.83万円を目安にすると、建物本体価格は以下のようになります。

計算金額
35坪 × 82.83万円約2,899万円

建物本体価格だけを見ると、約2,900万円です。

土地代2,000万円を足しても、約4,900万円になります。

ただし、実際にはここに太陽光・蓄電池、付帯工事、オプション、外構、諸費用などが加わります。

この差が、わが家にとってはかなり大きく感じました。

総額6,200万円の内訳円グラフ

予算オーバーしやすいポイント①:坪数が増える

一番分かりやすく予算に影響するのが、建物の坪数です。

注文住宅では、1坪増えるだけでも金額への影響は小さくありません。

わが家の試算では、坪単価82.83万円を目安にすると、1坪増えるだけで約83万円増える計算になります。

建物の大きさ本体価格の目安
32坪約2,650万円
33坪約2,733万円
34坪約2,816万円
35坪約2,899万円
36坪約2,982万円
37坪約3,064万円
38坪約3,147万円

わが家は、1階にファミリークローゼットを作りたいと考えています。

さらに、脱衣室とファミリークローゼットを近づけて、洗濯後の片付けを楽にしたいです。

この希望は、子育て世帯としてはかなり大事にしたい部分です。

ただ、1階に収納や家事動線をしっかり取ろうとすると、その分だけ坪数が増えやすくなります。

ほかにも、在宅勤務用の部屋、子ども部屋2つ、主寝室、収納、パントリー、庭、駐車場2台も考えています。

こうして希望を並べていくと、「あと少し広げたい」と思う場面が出てきます。

ただ、あと1坪は約80万円以上の増額になる可能性があります。

わが家の場合、坪数を増やすかどうかは、単純に広さだけでなく、本当に毎日の暮らしが楽になるかで判断したいと思っています。

予算オーバーしやすいポイント②:オプションが積み上がる

次に注意したいのがオプションです。

一条工務店は標準仕様が充実している印象があります。

それでも、実際に生活を想像すると追加したくなるものは出てきます。

たとえば、以下のようなものです。

オプション例わが家での考え方
カップボード収納量と使いやすさで迷う
コンセント追加在宅勤務や家電配置を考えると優先度高め
照明関係後から変えにくい部分は慎重に確認
収納追加ファミクロや脱衣室まわりは重視
玄関収納子どもの外遊び用品や靴の収納で必要性を検討
窓・建具見た目と費用のバランスを確認
キッチンまわり毎日使う場所なので削りすぎない




オプションの難しいところは、1つ1つは大きな金額に見えなくても、合計すると大きくなることです。

内容金額イメージ
カップボード30万円
コンセント・電気関係10万円
照明関係20万円
収納追加20万円
洗面・脱衣室まわり20万円
玄関・土間収納まわり20万円
その他細かい追加50万円
合計170万円

ここに、キッチンまわり、窓まわり、外まわりの追加が重なると、200万円〜300万円になる可能性もあります。

もちろん、オプションはすべて悪いものではありません。

毎日の家事が楽になったり、暮らしやすさが上がったりするものもあります。

わが家の場合、1階ファミリークローゼット、脱衣室直結、在宅勤務用のコンセント、収納まわりは優先度が高いです。

一方で、見た目中心の装飾や、使う頻度が低そうなものは慎重に考えたいです。

オプションの優先順位表

予算オーバーしやすいポイント③:太陽光発電・蓄電池

一条工務店で家づくりを考える中で、太陽光発電や蓄電池を検討する人は多いと思います。

わが家も、オール電化、太陽光発電、蓄電池の組み合わせに魅力を感じています。

理由は、毎月の電気代を抑えられる可能性があることと、停電時の安心感を考えやすいことです。

特にわが家は在宅勤務が多いため、日中の電気使用量が増える見込みです。

そのため、太陽光で発電した電気を自宅で使えるなら、家計面でもメリットがあるかもしれないと考えています。

ただし、太陽光発電や蓄電池は初期費用が大きくなります。

単純に「高いから不要」とも言い切れませんが、「つければ必ず得」とも言い切れません。

確認したいのは、以下のような点です。

確認したいこと内容
初期費用太陽光・蓄電池でどれくらい増えるか
発電量わが家の屋根でどれくらい発電できるか
自家消費日中にどれくらい電気を使うか
売電売電収入をどの程度見込むか
電気代オール電化後の電気代がどう変わるか
停電時蓄電池でどこまで使えるか



住宅ローンだけで見ると月々の支払いが高く見えても、電気代まで含めると負担感が変わる可能性があります。

ただ、太陽光や蓄電池の効果は、発電量、売電単価、電気使用量、家族構成、在宅時間によって変わります。

わが家としては、初期費用だけで判断するのではなく、住宅ローンと電気代を合わせた家計全体で考えたいです。

太陽光・蓄電池ありなしの家計比較表

予算オーバーしやすいポイント④:外構費

個人的に、かなり注意したいと思っているのが外構費です。

注文住宅では、どうしても建物や間取りに意識が向きやすいです。

しかし実際に暮らすには、駐車場、フェンス、門柱、ポスト、アプローチ、庭なども必要になります。

わが家は、車2台分の駐車場を考えています。

さらに、庭で子どもが遊べるスペースや、家族でBBQができるような場所も欲しいと考えています。

外構を最低限にしすぎると、せっかく注文住宅を建てても、暮らし始めてから使いにくさを感じるかもしれません。

外構費のイメージは以下の通りです。

外構内容金額イメージ
最低限の外構100万円〜150万円
駐車場2台+門柱+フェンス200万円〜300万円
庭・人工芝・タイルデッキまで整える300万円〜500万円

わが家の場合、駐車場2台と庭は優先度が高いです。

そのため、外構費は最初から300万円前後を見ておきたいと考えています。

建物に予算を使い切ってしまうと、外構が後回しになります。

外構が中途半端になると、住み始めてから「庭が使いにくい」「駐車場が使いにくい」と感じる可能性があります。

わが家は、建物と外構を分けて考えるのではなく、最初からセットで予算を組む必要があると感じました。

外構で残したいもの・削れるものの表

わが家では、駐車場2台や必要なフェンス、生活動線に関わる部分は優先したいと考えています。

一方で、見た目中心の植栽や高額になりやすい仕上げは、予算を見ながら段階的に考える予定です。

予算オーバーしやすいポイント⑤:土地関連費用

土地を買って注文住宅を建てる場合、土地代だけでは終わりません。

土地によっては地盤改良、造成、水道引き込み、排水工事、境界ブロック、既存物の撤去などが必要になる場合があります。

土地関連費用内容
地盤改良地盤調査後に必要になる場合がある
造成費高低差がある土地で発生しやすい
水道引き込み敷地内への引き込み状況で変わる
排水工事土地条件によって費用が変わる
境界ブロック隣地との境界整備で必要になる場合がある
解体・撤去古家や既存物がある場合に必要

たとえば、土地代が2,000万円だったとしても、地盤改良や造成などで200万円追加になると、実質的には2,200万円の土地を買ったのと近い感覚になります。

土地関連費用は、契約前にすべて正確に読み切るのが難しい部分です。

だからこそ、土地価格だけで判断しないことが大事だと感じました。

わが家も土地探しでは、土地代そのものだけでなく、家を建てられる状態にするまでの費用を含めて考えたいと思っています。

特に、注文住宅では土地を買ったあとに追加費用が出ると、建物や外構の予算を削ることになりやすいです。

土地価格が安く見えても、追加費用が大きい場合は慎重に判断した方がよいと感じました。

予算オーバーしやすいポイント⑥:諸費用

住宅購入では、建物や土地以外にも諸費用がかかります。

諸費用は1つ1つは目立ちにくいですが、合計すると大きな金額になります。

諸費用内容
登記費用土地・建物の登記に必要
住宅ローン手数料金融機関に支払う費用
保証料ローン条件によって必要な場合がある
火災保険入居時に必要
地震保険必要に応じて加入
印紙代契約時に必要
つなぎ融資費用土地先行購入などで必要な場合がある
引っ越し費用家族分の引っ越し費用

諸費用は住宅ローンに含められる場合もありますが、現金で必要になるものもあります。

この点は、住宅ローンの借入額だけを見ていると見落としやすいです。

わが家のように子どもが2人いる家庭では、引っ越し費用や新生活準備費も考えておく必要があります。

総額6,200万円で家づくりを考える場合でも、すべてを住宅ローンに入れられるとは限りません。

入居後の生活を考えると、現金をどれだけ残すかも重要です。

わが家としては、住宅ローンの返済額だけでなく、入居後に貯金が極端に減りすぎないかも確認したいです。

予算オーバーしやすいポイント⑦:家具・家電・カーテン

最後に、意外と忘れがちなのが家具・家電・カーテンです。

新築になると、今まで使っていた家具や家電が合わなくなることがあります。

たとえば、以下のようなものです。

内容金額イメージ
ダイニング・ソファ30万円
カーテン・ロールスクリーン20万円
家電買い替え50万円
在宅勤務用品10万円
子供部屋・収納用品20万円
合計130万円

もちろん、すべてを新しくする必要はありません。

ただ、新築に合わせて買い替えたいものは出てきます。

特にカーテンやロールスクリーン、収納用品、子ども部屋の家具などは、入居時期が近づいてから必要になることが多いです。

家づくりの見積には入っていないこともあるため、住宅ローンの総額だけで考えていると、入居後に現金が一気に減る可能性があります。

わが家では、家具・家電用に100万円前後は別で見ておきたいと考えています。

ここを最初から見込んでおくと、入居後の家計に少し余裕を持ちやすいと思いました。



家具・家電は、見積書に出てこないため忘れやすい項目です。

リスト化しておくと、読者も自分の家庭で必要なものを確認しやすくなります。

金額はあくまで目安として、買い替えるものと今あるものを使うものに分けると実用的です。

わが家が予算オーバーを防ぐために意識したいこと

一条工務店で予算オーバーを防ぐには、以下の順番で考えるのがよいと感じました。

順番内容
1総予算を決める
2土地代を決める
3建物に使える金額を決める
4外構費を先に確保する
5オプション予算を決める
6家具・家電費を別で見る
7予備費を残す
8月々の返済額で確認する

特に大事だと感じたのは、外構費・家具家電・予備費を最初から別枠で考えることです。

建物に予算を使い切ってしまうと、あとから外構や家具家電で苦しくなります。

注文住宅は自由度が高い分、希望を足していくと金額も増えやすいです。

わが家の場合、すべての希望を入れるのではなく、次のように分けて考えたいです。

判断内容
残したいもの1階ファミクロ、脱衣室直結、駐車場2台、在宅勤務まわり、太陽光・蓄電池
慎重に判断したいものカップボード、照明、窓・建具、庭の仕上げ
削減候補見た目中心の装飾、使用頻度が低い設備、後からでも対応できるもの

わが家にとって、1階ファミクロや洗濯動線は毎日の家事負担に直結します。

在宅勤務まわりも、働きやすさに関わるため優先度は高いです。

一方で、見た目中心のオプションや、後からでも対応できるものは慎重に判断したいです。

注文住宅の予算確認チェックリスト

最後に、一条工務店やグランスマートに限らず、注文住宅を検討するときに確認したい項目を整理します。

確認項目チェック内容
総額建物本体だけでなく、土地・外構・諸費用まで含めているか
坪数1坪増えた場合の増額を把握しているか
オプション必要なものと後回しにできるものを分けているか
太陽光・蓄電池初期費用だけでなく、電気代も含めて考えているか
外構駐車場、フェンス、庭、門柱をどこまで含めるか
土地関連費用地盤改良、造成、水道、境界などを確認しているか
諸費用登記、ローン手数料、保険、引っ越し費用を見ているか
家具・家電入居後に必要な支出を別で見ているか
現金残高入居後に生活費や教育費の余裕を残せるか
月々返済住宅ローンだけでなく、車や教育費も含めて考えているか

まとめ:一条工務店の予算は建物本体だけで見ない方がよい

一条工務店のグランスマートは、高気密・高断熱、全館床暖房、太陽光発電、蓄電池など、魅力を感じる部分が多いです。

一方で、希望を積み上げていくと総額は大きくなりやすいとも感じました。

わが家の場合、総額はおおよそ6,200万円前後を想定しています。

建物本体価格だけを見ると約2,900万円でも、土地代、太陽光・蓄電池、付帯工事、オプション、外構、諸費用まで含めると、家づくり全体の金額は大きく変わります。

予算オーバーを防ぐために、わが家が特に確認したいのは以下の7つです。

予算オーバーしやすい項目わが家で注意したいこと
坪数1坪増える影響を確認する
オプション優先順位を決める
太陽光・蓄電池初期費用と電気代をセットで考える
外構駐車場2台と庭の費用を先に見る
土地関連費用土地代以外の追加費用を確認する
諸費用現金で必要な費用を見落とさない
家具・家電入居後の支出を別で考える



注文住宅は、理想を詰め込める一方で、すべてを入れると家計への負担も大きくなります。

わが家も、1階ファミクロ、脱衣室直結、駐車場2台、太陽光・蓄電池など、暮らしに直結するものは大切にしたいです。

その一方で、見た目中心のオプションや、後からでも対応できるものは冷静に判断していきたいと思っています。

すみあや
すみあや

一条工務店で家づくりを考えている方は、建物本体価格だけでなく、住み始めるまでに必要な総額で確認しておくと、後から慌てにくいと思います。

この記事では、一条工務店グランスマートの見積を見て、わが家が予算オーバーしやすいと感じた項目を整理しました。

実際に総額6,200万円で家計が回るのか、月々の住宅ローンをどう考えたのかについては、別の記事でもう少し詳しくまとめています。

住宅ローンや家計への影響もあわせて確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。

あわせて読みたい
世帯年収1,000万円で6,200万円の住宅ローンは無理がない?4人家族の家計で考えたこと
世帯年収1,000万円で6,200万円の住宅ローンは無理がない?4人家族の家計で考えたこと



また、初回見積の内訳を詳しく見たい方はこちらにまとめています。

あわせて読みたい
一条工務店グランスマートの初回見積は約6,200万円|わが家が確認した内訳と注意点
一条工務店グランスマートの初回見積は約6,200万円|わが家が確認した内訳と注意点
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システムエンジニア
神奈川県に住んでいる子育て4人家族です。 一条工務店グランスマートの注文住宅を計画中です。家づくりで悩んだ住宅ローン、家計、間取り、土地選び、太陽光発電のことをできるだけ数字と実体験を交えて発信しています。 世帯年収1000万円台でも無理しすぎない家づくりを目指しています。
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