住宅ローンと車ローンは両立できる?わが家が確認した毎月支払いの安全ライン
注文住宅を検討する中で、不安になるのが住宅ローンです。
ただ、住宅ローンだけを見て「払える」と判断するのは危険だと考えています。
なぜなら、家を買った後も車のローン、車の維持費、固定資産税、修繕費、教育費、生活費が続くからです。
特に、子育て世帯で車を持つ場合は、住宅ローンと車ローンが同時に家計へ乗ってきます。
わが家でも、注文住宅を考える中で、住宅ローンと車ローンを同時に払って生活が回るのかを確認したいと思いました。
結論として、住宅ローンと車ローンの両立は可能だと思います。
ただし、住宅費と車関連費を合わせて手取り月収の40%を超える場合は、かなり慎重に見た方がよいと考えています。

できれば、住宅費と車関連費は手取りの35%前後。
安心感を持つなら30%前後に抑えたいです。
前提条件
注文住宅と車ローンを同時に抱える家庭を想定して、毎月の支払いがどれくらい重くなるのかを整理します。
| 項目 | 前提 |
|---|---|
| 住宅 | 注文住宅を想定 |
| 住宅ローン | 5,500万〜6,200万円程度 |
| 返済期間 | 40年 |
| 金利 | 0.8〜1.5%で試算 |
| 車ローン | あり |
| 車 | 1〜2台持ちを想定 |
| 家族構成 | 子ども2人の子育て世帯 |
大事なのは、住宅ローン単体ではありません。
住宅ローン
+ 車ローン
+ 車の維持費
+ 固定資産税
+ 修繕費
+ 教育費
+ 生活費

これらを合計して、毎月の家計が回るかを見る必要があります。
住宅ローンの月額を確認する
まず、住宅ローンの月額を見ます。
40年ローン、元利均等返済、ボーナス払いなしで考えると、借入額ごとの月返済額は以下です。
| 借入額 | 金利0.8% | 金利1.0% | 金利1.2% | 金利1.5% |
|---|---|---|---|---|
| 5,500万円 | 約13.4万円 | 約13.9万円 | 約14.4万円 | 約15.2万円 |
| 6,000万円 | 約14.6万円 | 約15.2万円 | 約15.7万円 | 約16.6万円 |
| 6,200万円 | 約15.1万円 | 約15.7万円 | 約16.3万円 | 約17.2万円 |
住宅ローンだけを見ると、6,200万円を借りても月15万〜17万円台です。
6,200万円を40年ローンで借りる場合
金利0.8%:月約15.1万円
金利1.0%:月約15.7万円
金利1.2%:月約16.3万円
金利1.5%:月約17.2万円

ただし、これは住宅ローンの返済額だけです。
実際には、固定資産税や修繕費もあります。
住宅費はローン返済だけではない
家を買った後にかかる住宅費は、住宅ローンだけではありません。
| 項目 | 月額目安 |
|---|---|
| 住宅ローン | 約15〜17万円 |
| 固定資産税 | 約1〜2万円 |
| 修繕・メンテナンス | 約0.5〜1.5万円 |
| 火災保険・地震保険 | 約0.2〜0.5万円 |
| 合計 | 約18〜21万円 |
固定資産税や修繕費は、土地、建物、自治体、建物仕様によって変わります。
そのため、住宅ローンの返済が月15万円台でも、住宅費全体では月18万〜21万円くらいで見ておきたいです。
住宅費の考え方
住宅ローン返済額
+ 固定資産税
+ 修繕費
+ 火災保険
+ 地震保険
= 実際の住宅費
住宅ローンだけで「払える」と判断すると、住み始めた後の維持費を見落とす可能性があります。
車ローンと車の維持費を確認する
車も、ローン返済だけではありません。
車には保険、ガソリン、車検、税金、メンテナンス費用がかかります。
| 項目 | 月額目安 |
|---|---|
| 車ローン | 2〜6万円 |
| 自動車保険 | 0.5〜1.5万円 |
| ガソリン代 | 0.5〜2万円 |
| 車検・税金積立 | 1〜2万円 |
| メンテナンス | 0.5〜1万円 |
| 合計 | 約4〜12万円 |
車の種類、ローン金額、金利、走行距離、保険内容によって変わります。
車ローンだけ見ると月3万円でも、維持費込みでは月5万円以上になることがあります。
車2台持ちの場合は、保険、税金、車検、タイヤ、メンテナンスも2台分になります。
そのため、住宅ローンと車ローンを両立できるかを見るときは、車ローンだけではなく、車関連費全体で見る必要があります。
住宅費と車費用を合計するとどうなるか
住宅費と車費用を合計すると、毎月の固定費はかなり大きくなります。
| 住宅費 | 車関連費 | 合計固定費 |
|---|---|---|
| 18万円 | 5万円 | 23万円 |
| 18万円 | 8万円 | 26万円 |
| 20万円 | 5万円 | 25万円 |
| 20万円 | 8万円 | 28万円 |
| 21万円 | 10万円 | 31万円 |
住宅費と車費用だけで、月25万〜30万円前後になる可能性があります。
住宅費:約18〜21万円
車関連費:約5〜10万円
合計:約23〜31万円
この金額には食費、日用品、教育費、保険、通信費、光熱費、旅行、貯金、投資は入っていません。

つまり、住宅ローンと車ローンを両立できるかはローン単体ではなく、固定費合計で判断する必要があります。
手取りに対する割合で見る
住宅費と車費用が、手取り月収に対してどれくらい重いかを見ます。
| 手取り月収 | 固定費25万円 | 固定費30万円 |
|---|---|---|
| 60万円 | 約42% | 約50% |
| 65万円 | 約38% | 約46% |
| 70万円 | 約36% | 約43% |
| 75万円 | 約33% | 約40% |
| 80万円 | 約31% | 約38% |
手取り60万〜65万円で、住宅費と車費用の合計が30万円近いと、かなり重くなります。
わが家では、以下を目安にしたいです。
住宅費+車費用の目安
手取りの30%前後
→ 安心寄り
手取りの35%前後
→ 現実的だが管理が必要
手取りの40%超
→ かなり重い
手取りの45%超
→ 慎重に考えたい
住宅費と車費用が手取りの40%を超えると、残りで生活費、教育費、貯金、投資をすべてまかなう必要があります。

子育て世帯では、かなり慎重に見たいラインです。
子育て世帯でさらにかかる費用
子どもがいる家庭では、住宅費と車費用以外にも支出があります。
| 支出 | 内容 |
|---|---|
| 食費 | 子どもの成長で増える |
| 日用品 | おむつ、服、学用品 |
| 保育料 | 年齢や自治体で変わる |
| 習い事 | 子ども2人分になる |
| 教育費 | 塾、受験、進学費用 |
| 医療・保険 | 家族人数が増える |
| レジャー | 旅行、外食、帰省 |
子どもが小さいうちは、保育料や日用品がかかります。
小学生以降は、習い事や食費が増えます。
中高生になると、塾、スマホ、交通費、進学費用が増える可能性があります。

住宅ローンと車ローンが払えても、教育費や貯金が残らないなら、家計としては苦しくなります。
両立が苦しくなるパターン
住宅ローンと車ローンの両立が苦しくなるのは、以下のようなケースを想定します。
| 苦しくなる原因 | 内容 |
|---|---|
| 車ローンが長く残る | 住宅ローンと固定費が重なる |
| 車2台持ち | 保険・税金・車検も2台分 |
| 金利が上がる | 住宅ローン返済が増える |
| 教育費が増える | 習い事・塾・進学が重なる |
| ボーナス払いに頼る | ボーナス減少時に危険 |
| 貯金ができない | 突発費に弱くなる |
| 旅行や外食を削りたくない | 生活満足度とのバランスが必要 |
特に注意したいのは、住宅ローンと車ローンが同時に重なる期間です。

毎月の支払いがギリギリだと車検、固定資産税、家電の買い替えなどで一気に苦しくなる可能性があります。
両立しやすくなるパターン
反対に、住宅ローンと車ローンを両立しやすい条件もあります。
| 両立しやすい条件 | 内容 |
|---|---|
| 車ローンの残高が少ない | 固定費が早く下がる |
| 車ローンの金利が低い | 利息負担が小さい |
| 住宅ローンを無理しすぎない | 毎月の余裕が残る |
| 太陽光で光熱費を抑えられる | 月の支出を下げられる可能性 |
| ボーナス払いなし | 月次家計が読みやすい |
| 毎月貯金できる | 突発費に対応しやすい |
| 車の買い替え時期を管理する | 大きな出費を避けやすい |
特に重要なのは、車ローンがいつ終わるかです。
車ローンが数年で終わるなら、一時的に固定費が重い時期を乗り切る考え方もできます。

一方で、車ローンが長く残り、さらに次の買い替えも近い場合は慎重に見たいです。
住宅ローンと車ローンを両立するための考え方
両立するためには、以下を確認したいです。
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| 車ローンの完済時期を確認する | いつ固定費が下がるかを見る |
| 住宅ローンはボーナス払いなし | 毎月返済で管理する |
| 車費用を維持費込みで見る | ローンだけで判断しない |
| 繰上げ返済を検討する | 金利が高いローンを優先 |
| 生活防衛資金を残す | 現金をゼロにしない |
| 教育費ピークを確認する | 子どもが大きくなった後を見る |
| 車の買い替え時期をずらす | 住宅購入直後の出費を避ける |

住宅ローンと車ローンを両立するには、毎月の返済額だけでなく、完済時期も重要です。
車ローンを先に返すべきか
住宅ローンを組む前に、車ローンを先に返すべきかも悩みます。
判断のポイントは以下です。
| 判断 | 内容 |
|---|---|
| 車ローン金利が高い | 繰上げ返済の優先度は高め |
| 現金が少ない | 返済しすぎず手元資金を残す |
| 住宅購入直前 | 諸費用・引越し費用も必要 |
| 毎月赤字になりそう | 車ローン圧縮を検討 |
| 金利が低い | 急がず家計全体で判断 |
車ローンは住宅ローンより金利が高くなりやすいです。
そのため、余裕があれば優先的に減らしたいです。
わが家なら、車ローンを減らしたい気持ちはあります。
ただし、生活防衛資金を残しながら判断したいです。
わが家ならどう判断するか
わが家では、住宅ローンと車ローンの両立は可能だと考えています。
| 判断材料 | わが家の考え |
|---|---|
| 住宅ローン | 月返済だけでなく維持費込みで見る |
| 車ローン | ローンと維持費を合算する |
| 車2台 | 固定費が重くなるため慎重 |
| 子ども2人 | 教育費ピークを見ておく |
| 貯金 | 毎月できるかを重視 |
| 判断基準 | 住宅費+車費用が手取りの35%前後に収まるか |
わが家の判断基準は以下です。
住宅費+車費用が手取りの30%前後
→ 安心寄り
35%前後
→ 現実的だが管理が必要
40%超
→ かなり重い
45%超
→ 慎重に考えたい
住宅ローンと車ローンを同時に払えても、貯金ができない状態は避けたいです。

住宅購入後も教育費、旅行、投資、急な出費に対応できる家計にしたいと考えています。
まとめ
住宅ローンと車ローンは両立できます。
ただし、住宅ローンの月返済だけで判断するのは危険です。
住宅費には、固定資産税、修繕費、火災保険があります。
車には、ローン、保険、ガソリン、車検、税金、メンテナンスがあります。
この2つを合計すると、月25万〜30万円前後になることもあります。
住宅費:約18〜21万円
車関連費:約5〜10万円
合計:約23〜31万円
わが家では、住宅費と車費用の合計を以下のように見たいです。
住宅ローンと車ローンを両立する判断目安
住宅費+車費用が手取りの30%前後
→ 安心寄り
35%前後
→ 現実的だが管理が必要
40%超
→ かなり重い
45%超
→ 慎重に考えたい
住宅ローンと車ローンを両立するには、毎月返済だけでなく固定資産税、修繕費、車検、教育費、金利上昇、貯金まで見る必要があります。
わが家としては、住宅ローンと車ローンを同時に払うこと自体は可能だと考えています。

ただし、住宅費と車費用を払ったあとに、毎月貯金できるかを一番重視したいです。

