
【一条工務店】かえるけんちく相談所の最終診断を受けた結果|窓・収納・換気など8項目を見直し

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一条工務店のグランスマートで家づくりを進めているわが家。
設計士さんとの打ち合わせも進み、間取りはほぼ完成しました。
ただ、ここまで来ても気になることがいろいろあります。
「この窓、本当に必要なのかな?」
「収納や設備の位置はこれで使いやすい?」
「換気の位置まで自分たちで確認した方がいいの?」
間取りが完成に近づくほど、逆に細かいところが気になってきました。
そこで今回、以前からお世話になっているかえる建築相談所に間取りの最終診断を依頼しました。
以前の間取り診断では、部屋の配置や生活動線など間取り全体についてアドバイスをいただきました。
今回はその続きとして、ドア・窓・収納・換気経路・外構などより細かい部分を中心にチェックしてもらっています。
結論からいうと自分たちでは気づかなかった指摘がいくつもあり、実際に変更した部分もありました。
一方、改善したくても一条工務店の設計上の制約で変更できなかった部分もあります。
この記事では、最終診断で指摘された8項目とわが家が採用・不採用を判断した理由をまとめます。

わが家の場合は、一条工務店から提案された間取りだけでは気づけなかった点を第三者目線で確認できたことが、一番大きな収穫でした。
「間取りはある程度できたけれど、このまま進めるのが少し不安」という方は、第三者の意見を入れる方法のひとつとして、かえるけんちく相談所の間取り診断があります。
前回の間取り診断との違い
以前受けた間取り診断では、60ページを超える資料と2時間以上の解説動画をいただきました。
その際は間取り全体を中心に見直しましたが、今回はより細かい部分が対象です。
| 比較項目 | 以前の間取り診断 | 今回の最終診断 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 間取り全体の改善 | 細部の最終確認 |
| 主な対象 | 部屋の配置・生活動線 | 窓・収納・換気・外構など |
| 検討段階 | 間取りを調整する段階 | 間取りがほぼ固まった段階 |
| わが家の重視点 | 暮らしやすい間取りにする | 細かな不便や見落としを減らす |
今回は、間取りそのものを大きく作り直すというより、今の間取りをできるだけ使いやすくするための確認です。
なお前回の間取り診断については、別記事で詳しく紹介しています。

かえる建築相談所の最終診断で指摘された8項目
今回、わが家が特に参考になった指摘は以下の8項目です。
| No. | 指摘された内容 | わが家の対応 |
|---|---|---|
| ① | 西側の室外機を北側に移動 | 変更不可 |
| ② | 洗面所のホスクリーンを移動 | 採用 |
| ③ | 洗面所のパイプスペースを移動 | 採用 |
| ④ | 差圧感応式給気口をレンジフード付近へ | 確認事項 |
| ⑤ | ダイニングの窓を削除 | 採用 |
| ⑥ | 洗面所にSAを追加 | 採用 |
| ⑦ | LDK・2階居室のSA位置を見直す | 確認事項 |
| ⑧ | 外観の窓の高さを揃える | 確認事項 |
※採用したものについても、最終的な図面や施工内容の確認が必要です。

今回の診断で特徴的だったのは、すべての指摘をそのまま採用したわけではないことです。
わが家の生活に合っていると感じて採用したものもあれば、変更したくても変更できなかったものもあります。
それぞれ詳しく紹介します。
① 西側の室外機を北側へ移動する
玄関アプローチから室外機が見えてしまう
最初に指摘されたのが、エアコンの室外機の位置です。
わが家は西玄関を採用する予定で、玄関アプローチから見える場所に室外機が配置されていました。
かえるけんちく相談所からは、室外機を北側へ移動させた方が、玄関周りの見た目がすっきりするとの提案がありました。
確かに玄関は毎日通る場所ですし、来客時にも目に入ります。
せっかく外観を考えているので、できれば設備類はあまり目立たない場所に配置したいところです。
一条工務店に確認した結果、移動できなかった
この提案については、一条工務店に確認しました。
しかし、結果は移動不可。
残念ながら今回は採用できませんでした。
室外機は見た目だけでなく、配管経路やメンテナンス、設置スペースなども考える必要があります。
今回、具体的にどの条件が移動の制約になったのかは、改めて確認しておきたいところです。
現時点では西側への設置を前提に外構で目立たなくする方法がないか考えています。
もちろん、目隠しを設ける場合も室外機の通風や点検スペースの確保が必要です。
室外機の配置は、間取りだけでなく外観や外構にも関係すると感じた指摘でした。
② 洗面所のホスクリーンをランドリールームへ移動
洗面所はトイレへの通路にもなる
次に指摘されたのが、洗面所のホスクリーンです。
ホスクリーンとは、天井などに設置する室内物干し用の設備です。
わが家の洗面所は約2畳でその奥にトイレがあります。
つまり、洗面所は顔を洗ったり歯を磨いたりする場所であると同時にトイレへの通路にもなっています。
ここに洗濯物を干してしまうと通行する際に邪魔になる可能性があるとの指摘でした。
言われてみれば確かにそのとおり。
子どもが成長すると朝の洗面所が混雑する可能性もあります。
そもそもホスクリーンを使う予定がなかった
実は、わが家では洗面所のホスクリーンを使う予定がほとんどありませんでした。
理由は、別に約2.5畳のランドリールームを設けているからです。
ランドリールームにはアイアンバーを設置する計画なので、基本的にはそちらで洗濯物を干す想定です。
では、なぜ洗面所にもホスクリーンを付けたのか。
無料で設置できたからです。
せっかく無料なら、とりあえず付けておこうと考えていました。
ただ、無料でも使いにくい場所に設置してしまうと意味がありません。
そこで、ホスクリーンはランドリールームに移動しました。
ランドリールーム側も物干し設備が増えるため、配置の確認は必要です。
それでも通路となる洗面所よりは、洗濯に使う部屋にまとめた方がわが家の生活には合っていると判断しました。
③ 洗面所のパイプスペースを移動
パイプスペースが通路幅に影響していた
今回の指摘で、特に生活面への影響が大きいと感じたのがパイプスペースです。
パイプスペース(PS)とは、主に給排水管などを通すためのスペースのことです。
わが家の場合、このPSが洗面所の通路部分に影響する位置にありました。
先ほども書いたとおり、洗面所の奥にはトイレがあります。
洗面所を通るたびに、PSの出っ張りによって通路が狭くなるのは少し気になります。
そこで、かえるけんちく相談所からPSの移動を提案されました。
自在棚の横へ移動することに
最終的に、PSは自在棚の横へ移動することにしました。
これにより、洗面所からトイレへ向かう通路を広く確保する方針です。
ただし、PSを移動すればすべて解決するわけではありません。
移動先では棚の寸法や収納量に影響が出る可能性があります。
わが家の場合は、収納量よりも毎日の通行のしやすさを優先しました。
トイレへの行き来は家族全員が毎日何度も行うためです。
収納の数センチも大切ですが、通路の数センチも同じくらい大切。
改めてそう感じました。
④ 差圧感応式給気口をレンジフード付近へ移動
換気経路は自分たちでは気づきにくかった
今回の最終診断では、換気についても指摘がありました。
その一つが、差圧感応式給気口の位置です。
差圧感応式給気口は、室内外の圧力差に応じて外気を取り込む設備です。
レンジフードを使用すると室内の空気が屋外へ排出されるため、給気の確保も重要になります。
かえるけんちく相談所からは、この給気口をレンジフードの近くに移動する提案がありました。
今回の提案はキッチン周辺で必要な給気を確保し、室内の広い範囲を空気が移動することをできるだけ抑えたいという意図だと理解しています。
ただし、給気口を近くにすれば必ず換気効率が良くなるわけではありません。
給気した空気がすぐに排出される可能性もあるため、給気方向やレンジフードの性能、室内全体の空気の流れも考える必要があります。
正直、間取りを考えている段階では、給気口の位置まで意識できていませんでした。
窓やコンセントばかり気にしていましたが、こういう部分も重要なんですね。
最終的な配置については、一条工務店に確認したいと思っています。
⑤ ダイニングの窓を削除
窓は多ければ良いというわけではない
今回の診断では、ダイニングの窓をなくしても良いとの指摘もありました。
わが家のLDKは約20畳で約6畳の吹き抜けも設けています。
採光については、これまで日当たりシミュレーションを確認しながら検討してきました。
窓を設ければ光を取り込める一方で断熱性能や家具配置、外からの視線なども考える必要があります。
特にわが家は一条工務店の高断熱住宅なので、窓の数や大きさも気になるポイントでした。
わが家は窓の削除を採用
今回、ダイニングの窓は削除することにしました。
もちろん、窓をなくすことで採光や通風の選択肢が減る可能性はあります。
一方で、壁面を有効活用しやすくなり、外観もすっきりする可能性があります。
わが家の場合は、これまで検討してきた他の窓や吹き抜けの採光計画も踏まえて、削除する方針にしました。
ただし、最終的な明るさは周辺建物の条件や季節にも左右されます。
窓を削除した後の条件で、日当たりシミュレーションも改めて確認できると安心です。
⑥ 洗面所にSAを追加
SAとは何か?
今回の診断では、換気設備のSAについても指摘がありました。
SAは「Supply Air」の略で、給気を意味します。
わが家が採用している一条工務店の換気システムでは、室内に空気を供給する位置と、空気を回収する位置を考える必要があります。
かえるけんちく相談所からは、洗面所にSAを追加する提案がありました。
わが家の洗面所はトイレへの通路にもなるため、空気の流れについても確認しておきたい場所です。
洗面所へのSA追加を採用
この提案については、わが家でも採用することにしました。
ただし、SAを追加するだけで換気環境が必ず改善するというわけではありません。
給気量や還気経路、各部屋の空気の流れも含めた確認が必要です。
こうした設備の位置は、実際に住み始めてから簡単に変えるものではないので設計段階で指摘してもらえたのはありがたかったです。
⑦ LDKと2階居室のSA位置を見直す
SAとRAの位置関係も重要
洗面所のSA追加に加えて、既存のSA位置についても指摘がありました。
具体的には、次の2点です。
- LDKのSAは、RAからなるべく離す
- 2階居室のSAは、ドアからなるべく離す
RAは「Return Air」の略で、室内の空気を回収するための経路を指します。
今回の提案では、供給した空気がすぐに回収されてしまうことを避け、部屋の中をできるだけ循環するようにしたいという考え方でした。
例えばSAとRAが近すぎる場合、給気された空気が部屋全体に十分広がる前に回収される可能性があります。
ただし、実際の空気の流れは吹出口の向きや風量、部屋の形状などによっても変わります。
単純に距離だけで良し悪しを判断できるものではありません。
住み始めてから変更しにくい部分だからこそ確認したい
わが家には、2階に主寝室と子ども部屋2部屋があります。
子どもたちが将来それぞれの個室で過ごすことも考えると各部屋の換気計画も気になります。
今回の指摘を踏まえ、設計上問題がない範囲で位置を調整できないか確認する方針です。
⑧ 外観の窓の高さを揃える
窓の位置は室内だけで決めない
最後は外観についての指摘です。
かえるけんちく相談所からは、外から見たときに窓の高さが揃っていると外観がきれいに見えやすいというアドバイスをいただきました。
これも意外と見落としやすいポイントでした。
間取りを考えているとどうしても室内側から窓の位置を決めがちです。
例えば、家具との干渉や採光、目線の高さなどです。
しかし、外観から見ると窓の高さがバラバラになっていることもあります。
わが家は白を基調とした外観を考えているため、窓の配置による印象も気になるところです。
見た目と使いやすさの両立が必要
とはいえ、すべての窓の高さを揃えることが正解とは限りません。
窓の目的によって、適切な位置は変わります。
例えば、採光を優先したい窓と外からの視線を避けたい窓では、必要な高さも違います。
そのため、わが家では室内での使いやすさを優先しながら、外観でも高さを揃えられる部分がないか確認する方針です。
外観パースだけでなく、立面図でも窓の位置を確認しておきたいと思います。
最終診断を受けて感じたメリット・デメリット
今回の最終診断を受けて良かった部分もあれば、注意が必要だと感じた部分もあります。
| メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|
| 自分たちでは気づかない問題を発見できる | 指摘が増えると確認作業も増える |
| 生活動線を細かく見直せる | 変更によって他の場所に影響が出る |
| 換気など専門的な部分も確認できる | 提案が必ず採用できるとは限らない |
| 外観と間取りを別の視点から確認できる | 最終的にはハウスメーカーとの調整が必要 |
特に今回感じたのは、提案内容が良くても必ず実現できるわけではないということです。
室外機の移動がその代表例でした。
一方、ホスクリーンやPSの移動はわが家の生活動線に直接関係するため、変更できて良かったと思っています。
また、今回は追加費用の有無だけで判断したわけではありません。
無料で設置できたホスクリーンでさえ、使いにくい場所にあれば移動した方が良いと判断しました。
設備を増やすことよりも毎日ストレスなく使えることを優先した結果です。
間取りの最終確認でチェックしておきたいこと
今回の経験からこれから間取りの最終確認をする方は、以下のような点を確認しておくと良いと思います。
- 室外機などの設備が玄関から目立たないか
- 室内物干しが家族の通路を妨げないか
- PSなどの出っ張りによって通路が狭くならないか
- 窓は本当に必要な場所にあるか
- SA・RAなどの換気位置に問題がないか
- 給気口とレンジフードの位置関係は適切か
- 外観から見たときに窓の配置が不自然でないか
- 変更によって収納量や使い勝手が悪くならないか

もちろん、すべての家に当てはまるわけではありません。
ただ、間取り図を見ているだけでは気づきにくい内容もあるので一度確認してみる価値はあると思います。
まとめ|間取りの最終診断で細かい部分まで見直せた
今回、かえるけんちく相談所の最終診断を受けて窓・収納・換気・外構など8項目についてアドバイスをいただきました。
特にホスクリーンの移動、PSの移動、ダイニングの窓の削除、洗面所へのSA追加は、わが家の間取りに反映した内容です。
一方で、西側の室外機は北側へ移動できず、改善したくても実現できないことがあるとわかりました。
正直、ここまで間取りを考えてきたのにまだ見直すところがあるのかという気持ちもあります。
それでも実際に住み始めてから後悔するよりは、今のうちに確認できて良かったと思っています。
もちろん、今回の提案がすべての家庭にとって正解というわけではありません。
わが家にとって大切なのは、設備や窓を増やすことではなく、家族4人が毎日使いやすい家にすることです。
換気設備の位置などまだ最終確認が必要な部分もあるので、今後変更があれば追記する予定です。
わが家の場合は、一条工務店から提案された間取りだけでは気づけなかった点を第三者目線で確認できたことが、一番大きな収穫でした。
「間取りはある程度できたけれど、このまま進めるのが少し不安」という方は、第三者の意見を入れる方法のひとつとして、かえるけんちく相談所の間取り診断があります。
最終診断の後、照明・コンセント診断を依頼しました。
こちらの記事に指摘された内容をまとめています。

今回の最終診断より前に受けた、間取り全体の診断についてまとめています。
60ページ超のPDF資料と2時間超の解説動画で、実際にどのような指摘を受けたのか紹介しています。

間取り診断より前に実施した敷地診断の体験談です。
西玄関の採用、駐車場の広さ、周辺建物による日当たりなど、家づくりの初期段階で指摘された内容をまとめています。

間取りの検討がどのように始まったのか、初回打ち合わせの様子も記事にしています。
最初の間取りで気になった9項目と、その後に検討した改善点をまとめています。

今回の最終診断では、ダイニングの窓を削除しました。
わが家では窓の位置や採光についても悩んでおり、日当たり君を使ってシミュレーションしています。









