建売ではなく注文住宅を選んだ理由|家族4人・在宅勤務ありのわが家の判断
わが家は、建売住宅も検討しました。
価格が分かりやすく、完成した家を見て判断できる建売住宅は、とても現実的な選択肢だと思います。
正直なところ、夫婦ともに出社中心の働き方であれば、移動時間を優先して、駅近の建売住宅をかなり前向きに検討していたと思います。
それでも、わが家は建売ではなく注文住宅を選ぶことにしました。
理由は、家族4人で長く暮らすことを考えたときに、間取り・収納・洗濯動線・庭・駐車場・在宅勤務スペースを、自分たちの暮らし方に合わせたかったからです。

もちろん、建売住宅が悪いという意味ではありません。
価格や立地、入居時期を重視するなら、建売住宅はかなり魅力的です。
ただ、わが家の場合は在宅勤務が中心です。
家で過ごす時間が長く、子ども2人と暮らすことを考えると、家の中の使いやすさをかなり重視したいと思いました。

この記事では、わが家が建売ではなく注文住宅を選んだ理由を、価格差、収納、家事動線、庭、在宅勤務、家計の視点から整理します。
結論|わが家は「価格」よりも「暮らし方に合うか」を重視した
先に結論を書くと、わが家は建売住宅よりも注文住宅の方が合っていると判断しました。
理由は、次の条件を重視したかったからです。
| わが家が重視したこと | 理由 |
|---|---|
| 1階ファミリークローゼット | 服を2階に運ぶ負担を減らしたい |
| 洗濯動線 | 洗う・干す・しまうを短くしたい |
| 在宅勤務スペース | 家で集中して働ける場所が必要 |
| 庭 | 子どもが少し外で遊べる場所がほしい |
| 駐車場 | 車を使いやすくしたい |
| 断熱性・気密性 | 家で過ごす時間が長いため |
| 電気代 | 在宅勤務中心で日中も電気を使うため |

建売住宅は、価格や立地の面で魅力があります。
ただ、すでに間取りが決まっているため、自分たちの暮らし方に合わせて大きく変えることは難しいです。

わが家は「家に生活を合わせる」よりも「生活に合わせて家を作る」方が合っていると感じました。
建売住宅で魅力に感じたこと
建売住宅にも、魅力はたくさんあります。
特に良いと感じたのは、以下の点です。
| 建売住宅で魅力に感じたこと | 理由 |
|---|---|
| 価格が分かりやすい | 販売価格を見て資金計画を立てやすい |
| 完成した家を見られる | 日当たりや広さを実際に確認できる |
| 入居までが早い | 子どもの入園・入学時期に合わせやすい |
| 立地が良い場合がある | 駅やスーパーに近い物件もある |
| 外構まで完成していることが多い | 住み始めるイメージがしやすい |

注文住宅の場合、土地代、建物代、外構費、オプション、諸費用を積み上げて考える必要があります。
そのため、最終的な総額が見えにくいことがあります。
一方で、建売住宅は販売価格がある程度はっきりしています。
資金計画を立てやすい点は大きなメリットだと思いました。
また、完成した家を見て判断できる点も安心材料です。
日当たり、部屋の広さ、駐車場の使いやすさ、周辺環境などを実際に見て確認できます。
注文住宅は図面の段階で判断するため、完成後のイメージとずれる可能性があります。
その点、建売住宅は「見てから決められる」という分かりやすさがあります。
実際に建売住宅を見て気になったこと
建売住宅を検討する中で、わが家が気になったのは「価格」ではなく、暮らし始めた後の使いやすさでした。
建売住宅は、すでに間取りや配置が決まっています。
そのため、住む人の暮らし方にぴったり合えば、とても良い選択肢になります。
わが家の場合は、次のような点が気になりました。
| 気になったこと | わが家が不安に感じた理由 |
|---|---|
| 1階収納が少ない | 子どもの服や日用品がリビングに出やすそう |
| 洗濯動線を変えにくい | 洗濯物を2階へ運ぶ生活になりそう |
| 在宅勤務スペースが取りにくい | リビングや寝室の一角で仕事する可能性がある |
| 庭が小さくなりやすい | 駐車場を取ると外遊びの余白が少なくなる |
| 駐車場の配置が決まっている | 車の出し入れや庭とのバランスを調整しにくい |

特に気になったのは、1階収納です。
子どもが2人いると、服、園用品、学校用品、おむつ、日用品、季節物など、収納したいものがかなり増えます。
1階に収納が少ないと、リビングやダイニングに物が出やすくなります。
さらに、服を2階のクローゼットまで運ぶ生活になると、毎日の家事負担が増えそうだと感じました。
庭の広さも気になりました。
建売住宅では、駐車場を確保すると庭がかなり小さくなる物件もあります。
わが家は大きな庭が欲しいわけではありません。
ただ、子どもが少し外で遊べる場所や、人工芝・デッキを置けるくらいの余白はほしいと考えています。
また、在宅勤務スペースも大事でした。
わが家は在宅勤務中心なので、家で仕事をする時間が長いです。
リビングの一角で仕事をするよりも、仕事用のスペースを確保したいと考えました。
建売住宅でも仕事部屋を作れる場合はあります。
ただ、家族4人の寝室や子ども部屋を考えると、余裕が少ない物件もあると感じました。
わが家が建売住宅で妥協しそうだったこと
建売住宅を検討する中で、「価格は魅力だけど、ここは妥協になりそう」と感じた部分があります。
それを整理すると、以下のようになります。
| 建売で妥協しそうだったこと | 注文住宅で叶えたいこと |
|---|---|
| 1階収納が少ない | 1階ファミリークローゼットを作る |
| 洗濯動線を変えにくい | 脱衣室・ランドリー・収納を近づける |
| 仕事スペースが取りにくい | 在宅勤務スペースを最初から計画する |
| 庭が小さくなりやすい | 駐車場と庭のバランスを考える |
| 間取りに生活を合わせる | 生活に合わせて間取りを作る |
| 性能を選びにくい | 断熱性・気密性・電気代も含めて考える |

建売住宅は完成された家です。
その分、価格や入居時期の見通しが立ちやすいです。
一方で、「もう少し収納がほしい」「ここに仕事スペースがあればいい」「庭と駐車場のバランスを変えたい」と思っても、大きく変えることは難しいです。

わが家の場合は、暮らし始めてから毎日使う場所に不満が出ることを避けたいと思いました。
注文住宅なら解決できると感じたこと
注文住宅なら、わが家が建売住宅で不安に感じた部分を解決しやすいと感じました。
特に大きいのは、1階ファミリークローゼットを作れることです。
わが家では、1階に家族の服をまとめて収納できる場所を作りたいと考えています。
脱衣室やランドリースペースの近くに配置できれば、洗濯して、干して、しまうまでの流れがかなり楽になります。

※イメージ図
毎日の家事なのでこの差は大きいと思います。
また、在宅勤務スペースを最初から計画できることも大きな魅力です。
仕事用の部屋やスペースを確保できれば、仕事と生活を分けやすくなります。
在宅勤務が多い家庭では、家の中で集中できる場所があるかどうかはかなり重要です。
庭や駐車場も、自分たちの使い方に合わせて考えられます。
車を停めるだけでなく、子どもの遊び場、デッキ、人工芝、家庭菜園、外で食事するスペースなど、暮らし方に合わせて計画できます。
さらに、注文住宅であれば、断熱性や気密性、太陽光発電、蓄電池なども含めて考えることができます。

わが家は在宅時間が長いため、家の快適性や電気代も重視しています。
価格差があっても注文住宅を選んだ理由
正直に言うと、注文住宅は建売住宅より高くなりやすいです。
わが家も、建売住宅にすれば総額を抑えられる可能性がありました。
住宅ローンの月々の支払いだけを見ると、建売住宅の方が安心に見える場面もあります。
それでも注文住宅を選んだのは、毎日の暮らしで感じる不満を減らしたかったからです。
たとえば、次のようなことです。
- 洗濯物を2階へ運ぶ
- 収納が足りずにリビングが散らかる
- 在宅勤務の場所がなくて集中しにくい
- 庭が狭くて子どもが外で遊びにくい
- 冬に家の中が寒い
- 駐車場と庭の使い方が合わない
一つひとつは小さなことかもしれません。
ただ、毎日の小さな不便が積み重なると、暮らしの満足度にも影響しそうだと感じました。
もちろん、注文住宅にしたからといって、すべてが思い通りになるわけではありません。
予算の制限もあります。
土地の形や広さによって、できることも変わります。
希望を入れすぎると、住宅ローンの負担も大きくなります。
そのため、わが家では「全部を叶える」のではなく、「何にお金をかけたいのか」を整理することが大事だと思いました。


わが家の場合は見た目の豪華さよりも、家事動線、収納、庭、在宅勤務、快適性にお金をかけたいと考えました。
わが家が注文住宅で重視した優先順位
注文住宅は自由度が高い分、決めることが多いです。
すべてを叶えようとすると、建物価格もオプション費用も大きくなります。
そこで、わが家では優先順位を分けて考えました。

注文住宅にすると、魅力的な設備やオプションがたくさん出てきます。
ただ、予算には限りがあります。
そのため、わが家では「暮らしやすさに直結するもの」と「予算次第で考えるもの」を分けて考えるようにしました。
一条工務店を選んだ理由
注文住宅の中でも、わが家は一条工務店を選びました。
理由は、住宅性能に魅力を感じたからです。
特に、断熱性や気密性、全館床暖房、太陽光発電、蓄電池といった部分に魅力を感じました。
わが家は在宅勤務が中心なので、家で過ごす時間が長いです。
そのため、家の快適性や電気代はかなり重要です。
冬に寒くなりにくい家。
夏も冷房効率がよさそうな家。
日中の電気を太陽光発電で使いやすい家。
こうした点は、わが家の暮らし方に合っていると感じました。
また、グランスマートは性能だけでなく、外観や内装の雰囲気も自分たちの好みに近いと感じました。


もちろん、一条工務店は安さだけで選ぶ住宅会社ではないと思います。
価格だけで判断するなら、他にも選択肢はあります。
それでも、家族4人で長く快適に暮らすことを考えたときに、一条工務店のグランスマートは有力な選択肢になりました。
一条工務店やグランスマートを選んだ詳しい理由は、別記事で整理しています。

建売が向いている人・注文住宅が向いている人
建売住宅と注文住宅は、どちらが正解というものではありません。
大事なのは、自分たちの家族に合っているかどうかです。
| 建売住宅が向いている人 | 注文住宅が向いている人 |
|---|---|
| 価格を抑えたい人 | 間取りにこだわりたい人 |
| 早く入居したい人 | 家事動線を整えたい人 |
| 完成物を見て決めたい人 | 収納計画を重視したい人 |
| 立地を優先したい人 | 庭や駐車場も含めて考えたい人 |
| 間取りに大きなこだわりがない人 | 在宅勤務スペースを作りたい人 |
| 住宅ローンを抑えたい人 | 断熱性・気密性も重視したい人 |

建売住宅は、価格や入居時期を重視する人にはとても合っています。
完成した家を見て判断できるため、図面だけでは不安な人にも向いています。
一方で、注文住宅は暮らし方に合わせて家を作りたい人に向いています。
洗濯動線、収納、在宅勤務、庭、駐車場などにこだわりたい場合は、注文住宅の方が満足しやすい可能性があります。
わが家の場合は、価格だけで見れば建売住宅も十分に魅力的でした。

しかし、家事動線、収納、庭、在宅勤務、断熱性を重視した結果、注文住宅の方が合っていると判断しました。
建売と注文住宅で迷ったときのチェックポイント
最後に、建売住宅と注文住宅で迷ったときに確認したいポイントをまとめます。
お金のチェック
- 建売住宅と注文住宅の総額差を確認したか
- 土地代、外構費、諸費用、オプション費用まで含めて比較したか
- 住宅ローンの毎月返済額に無理がないか
- 固定資産税や火災保険など、住んだ後の費用も考えているか
- 教育費や車の費用と両立できるか
暮らし方のチェック
- 家で過ごす時間は長いか
- 在宅勤務スペースは必要か
- 1階収納は必要か
- 洗濯動線をどこまで重視するか
- 庭や駐車場をどう使いたいか
家族のチェック
- 子どもが成長しても使いやすい間取りか
- 夫婦で優先順位を共有できているか
- 価格だけでなく、暮らしやすさも話し合ったか
- どこまでなら妥協できるか整理できているか

建売住宅と注文住宅で迷うと、どうしても価格に目が行きます。ただ、家は買って終わりではありません。

住み始めてからの家事、仕事、子育て、電気代、収納まで含めて考えると、自分たちに合う選択が見えやすくなると思います。
まとめ|建売も魅力的。でもわが家は暮らし方に合わせて注文住宅を選んだ
建売住宅は、価格が分かりやすく、完成した家を見て判断できる魅力的な選択肢です。
入居までの期間も短く、立地の良い物件に出会える可能性もあります。
そのため、わが家は建売住宅が悪いとは思っていません。
出社中心の働き方であれば、駅近の建売住宅をかなり前向きに検討していたと思います。
ただ、わが家の場合は、家族4人で長く暮らすことを考えたときに、洗濯動線、1階収納、庭、在宅勤務スペース、断熱性を重視したいと感じました。
建売住宅に自分たちの生活を合わせるよりも、自分たちの生活に合わせて家を作る方が、わが家には合っているのではないかと考えました。
注文住宅は、建売住宅より高くなりやすいです。
それでも、毎日の小さな不便を減らし、自分たちの暮らしに合った家を作れることは大きな魅力だと感じています。

わが家はまだ家づくりの途中ですが、一条工務店のグランスマートでどのような間取りや予算になるのか、今後も整理していきます。
同じように建売住宅と注文住宅で迷っている方の参考になればうれしいです。
建売と注文住宅で迷った結果、わが家は一条工務店のグランスマートで家づくりを進めることにしました。
グランスマートを選んだ理由については、こちらの記事で詳しくまとめています。

また、仮契約前に確認したことは、こちらの記事にまとめています。

