神奈川県内で家探しをして感じた3つのエリアの違い|子育て4人家族の土地選び
注文住宅を検討する中で、神奈川県内のいくつかのエリアを比較しました。
最初は、家探しというと「総額はいくらか」「土地は何坪あるか」「駅から何分か」ばかり見ていました。
もちろん、それも大事です。
ただ実際に家づくりを考えていくと、価格や土地の広さだけでは決められないことが分かってきました。
通勤、保育園、買い物、車の使いやすさ、実家との距離、将来の学区、土地の広さ、住宅ローンの負担。
考えることが想像以上に多かったです。
結論として、わが家は「安いエリアを選ぶ」というより、家族4人の暮らし・家事動線・庭・2台駐車・住宅ローンのバランスが取りやすいエリアを重視するようになりました。
この記事では、わが家が神奈川県内で家探しをする中で感じた、3つのエリアの違いをまとめます。
この記事で比較する3つのエリア
この記事では、わが家が検討したエリアを以下のように表現します。
| 表記 | エリア特徴 | 駅までの距離 |
|---|---|---|
| 湘南エリア | 今の生活圏に近いエリア | 20分圏内 |
| 湘南エリア郊外 | 土地を広く取りやすい郊外エリア | 約50分、バス・自転車を想定 |
| 横浜エリア | 通勤や実家との距離を重視しやすいエリア | 20分圏内 |
実際には同じ神奈川県内でも、駅距離、土地の広さ、道路付け、ハザード、周辺環境によって条件は大きく変わります。
そのため、この記事は「神奈川県の正解エリア」を紹介する記事ではありません。
あくまで、子育て4人家族のわが家が、一条工務店の注文住宅を前提に、どのようにエリアを比較したかをまとめた体験談です。

家探しは「価格」だけでは決められなかった
家探しを始めた当初は、総額をかなり重視していました。
たとえば建売住宅なら5,000万円台前半、注文住宅なら6,000万円前後というようにまずは金額で比較していました。
ただ、家族4人で長く住むことを考えると、単純に安い家を選べばよいわけではありませんでした。
わが家が重視していたのは、主に以下です。

特に注文住宅の場合、建物だけではなく、土地の形や広さも重要になります。
希望の間取りが入るか。
駐車場が取れるか。
庭が作れるか。
日当たりが確保できるか。
このあたりは、建物の性能や設備と同じくらい重要だと感じました。
わが家は一条工務店のグランスマートで家づくりを進めたいと考えています。
高気密・高断熱や全館床暖房などの性能面も魅力ですが、それだけでなく、毎日の家事や子育てがしやすい間取りにしたいという気持ちもあります。
そのため、土地探しでは「安さ」だけではなく、希望する暮らしが入る土地かどうかを見る必要がありました。
わが家が比較した3つのエリア
わが家が比較したエリアは、大きく分けると3つです。

どのエリアにも良い点があります。
湘南エリアは、今の生活圏に近く、暮らしをイメージしやすい。
湘南エリア郊外は、土地を広く取りやすく、注文住宅で希望を入れやすい。
横浜エリアは、通勤や実家との距離を考えたときに安心感がある。
ただ、すべてを満たすエリアはありませんでした。

どこを選んでも、価格、駅距離、土地の広さ、通勤、家計のどこかで悩みます。
湘南エリア|今の生活圏に近い安心感がある
湘南エリアは、今の生活圏に近いエリアです。
このエリアの一番のメリットは、生活のイメージがしやすいことでした。
買い物、病院、保育園、道路の雰囲気、車での移動感覚などがある程度分かっています。
住んだ後の生活を想像しやすいので、安心感があります。
特に子育て世帯の場合、土地勘があるエリアは大きいです。
「この道は混みやすい」
「このあたりにスーパーがある」
「病院や公園に行きやすい」
「保育園や学校の雰囲気を調べやすい」
こういった情報は、地図や不動産サイトだけでは分かりにくい部分です。
一方で、湘南エリアは価格面で悩みました。
今の生活圏に近く、便利な場所ほど土地や建売の価格は高くなりやすいです。
注文住宅で考えると土地代が高くなり、建物にかけられる予算が少なくなる可能性があります。
わが家の場合、1階ファミリークローゼット、庭、2台駐車、在宅勤務スペースを希望しています。
そのため、土地が狭いと希望を入れるのが難しくなります。

湘南エリアは安心感があります。
ただ、注文住宅で希望を入れようとすると、予算とのバランスを慎重に見たいエリアだと感じました。
湘南エリア郊外|土地を広く取りやすく、注文住宅と相性がよい
湘南エリア郊外は、土地を広く取りやすい郊外寄りのエリアです。
このエリアの一番の魅力は、注文住宅との相性でした。
土地にゆとりがあれば、建物の配置、駐車場、庭、日当たりを考えやすくなります。
わが家が注文住宅で実現したいことを考えると、湘南エリア郊外はかなり魅力的でした。
特に重視していたのは、以下のような点です。
- 1階ファミリークローゼット
- 脱衣室から収納までの洗濯動線
- 子どもが遊べる庭
- 車2台分の駐車スペース
- 在宅勤務スペース
- 日当たり
建売住宅だと、すでに間取りが決まっています。
もちろん完成した家を見て判断できる良さはありますが、家事動線や収納を自分たちに合わせるのは難しいこともあります。
一方、注文住宅なら最初から自分たちの生活に合わせて間取りを考えられます。
ただし、湘南エリア郊外は車中心の生活になりやすいです。
駅までの距離、バスの使いやすさ、通勤時間、買い物のしやすさは、事前に確認しておきたいです。
わが家の場合、在宅勤務が多いため、駅近であることの優先順位はそこまで高くありません。
ただ、将来の出社可能性や、子どもの電車通学を考えると、完全に無視はできません。

湘南エリア郊外は、注文住宅の希望を入れやすい一方で、日々の移動をどう考えるかが大事だと感じました。
横浜エリア|通勤や実家との距離を重視しやすい
横浜エリアは、通勤や実家との距離を重視しやすいエリアです。
このエリアは、家そのものよりも、将来の生活全体を考えたときに魅力があります。
今は在宅勤務が中心でも、将来ずっと同じ働き方とは限りません。
出社が増える可能性もあります。
また、実家との距離が近ければ、育児のサポートを受けやすくなる可能性もあります。
子どもが小さいうちは、親の助けがあるかどうかはかなり大きいです。
一方で、横浜エリアは価格が高くなりやすい印象でした。
同じ予算で比較すると、土地が狭くなったり、建物を小さくしたり、庭や駐車場を調整する必要が出やすいと感じました。
わが家が重視している「庭」「2台駐車」「1階ファミリークローゼット」をすべて入れようとすると、予算面では慎重に考える必要がありました。

横浜エリアは、通勤や実家との距離では魅力があります。
ただ、注文住宅で希望を多く入れたい場合は、土地価格と建物予算のバランスをよく見たいエリアだと感じました。
価格と広さのイメージ
わが家が検討した範囲では、ざっくり以下のような印象でした。

注文住宅の金額イメージをかなり丸めると、わが家の検討範囲ではこのような感覚でした。
| エリア | 注文住宅の総額イメージ |
|---|---|
| 湘南エリア | 6,500万円〜7,500万円 |
| 湘南エリア郊外 | 5,500万円〜6,500万円 |
| 横浜エリア | 7,000万円〜8,000万円 |
これはあくまで、わが家が検討した条件での体感です。
実際の金額は、駅距離、土地面積、道路付け、ハザード、建物の大きさ、ハウスメーカー、外構費、諸費用によって大きく変わります。
また、土地価格は時期によっても変わるため、この記事の金額だけで判断するものではありません。
ただ、注文住宅で考えるなら、土地価格が高いエリアほど総額が膨らみやすいです。
わが家の検討範囲では、湘南エリアや横浜エリアで駅徒歩20分以内を条件にすると、土地35坪で3,500万円を超えるケースも多く見かけました。
建物の性能や間取りにこだわる場合、土地代をどこまで抑えられるかは重要だと感じました。

注文住宅なら「土地の広さ」をどこまで重視するかが大事
注文住宅を考えるなら、土地の広さはかなり大事だと感じました。
建売住宅であれば、すでに完成した家を見て判断できます。
しかし注文住宅の場合、土地を見て、そこにどんな家が建てられるかを想像する必要があります。
1階にファミリークローゼット、LDK、水回り、収納、玄関、土間収納などを入れると、1階の面積が大きくなります。
さらに、車2台分の駐車場や庭も考えると、土地の形や間口がかなり重要になります。
土地が狭いと、建物、庭、駐車場のバランスが取りにくくなります。
わが家の場合、家の中だけでなく外構も含めて考える必要がありました。

注文住宅は自由度が高い反面、土地の条件に大きく左右されます。

土地価格だけではなく、希望の暮らしが入る土地かを見る必要があると感じました。
3つのエリアを家族目線で比べた結果
家族4人で暮らす前提で考えると、わが家の中ではこのような評価になりました。

数字は、わが家の条件で考えた主観的な評価です。
一般的なエリア評価ではありません。
湘南エリアは、生活の変化が少ないことが強みです。
今の生活圏に近い安心感は大きいです。
湘南エリア郊外は、注文住宅の希望を入れやすいことが強みです。
庭、2台駐車、1階ファミリークローゼット、洗濯動線を考えると魅力があります。
横浜エリアは、通勤や実家との距離では強いです。
一方で、住宅価格と土地の広さを考えると、優先順位を整理する必要がありそうだと感じました。
神奈川県内で家探しをするときに確認したいチェックリスト
今回の家探しを通して、神奈川県内で土地や家を探すなら、価格だけでなく生活全体で見る必要があると感じました。
わが家が確認したいと思った項目を整理すると、以下です。

特に子育て世帯の場合、土地代を抑えられても、毎日の移動や生活が大変になると、入居後に負担を感じるかもしれません。
反対に、便利なエリアを選んでも、住宅ローンが重くなりすぎると、家計の余裕が小さくなります。
家探しは、価格、広さ、通勤、子育て、家計のバランスで見ることが大事だと感じました。
まとめ|家探しは「どの不満なら受け入れられるか」で考えたい
神奈川県内で家探しをして感じたのは、完璧なエリアはなかなかないということです。
今の生活圏に近いエリアは安心感がありますが、価格や土地の広さで悩みます。
土地を広く取りやすいエリアは注文住宅に向いていますが、車中心の生活や通勤面を受け入れる必要があります。
通勤や実家との距離を重視しやすいエリアは将来の安心感がありますが、同じ予算では家の広さや庭を調整する必要が出やすいです。
わが家としては、家探しは「どのエリアが一番良いか」ではなく、どの不満なら受け入れられるかで考えるものだと感じました。
わが家の優先順位を整理すると、以下のようになります。
- 家族4人が無理なく暮らせる間取り
- 1階で洗濯・収納が完結する家事動線
- 子どもと遊べる庭
- 2台駐車できる外構
- 住宅ローンが重すぎないこと
- 通勤や実家との距離
- 今の生活圏から大きく離れすぎないこと
この優先順位で考えると、わが家にとっては、土地の広さと注文住宅のしやすさはかなり重要です。
ただし、通勤や実家との距離も完全には無視できません。
最終的には、価格、土地、通勤、子育て、家事動線のバランスを見ながら、家族にとって納得できる場所を選びたいと思っています。
土地探しでは、価格だけでなく、駅距離、周辺環境、車の使いやすさ、保育園・小学校、買い物のしやすさまで含めて考える必要があります。
また、土地価格を抑えた分、注文住宅に予算を回せる一方で、住宅ローン総額が大きくなりすぎないかも重要です。
わが家は、一条工務店のグランスマートで注文住宅を検討しています。
だからこそ、建物だけではなく、土地探しと家計のバランスを最後まで確認していきたいです。
エリアを選ぶときは、土地の広さや通勤だけでなく、住宅ローン総額も一緒に考える必要があると感じました。
わが家が6,200万円の注文住宅を家計面でどう考えたかは、こちらの記事で詳しくまとめています。

また一条工務店グランスマートで家づくりを進める中で、わが家は初回見積も確認しました。
土地込み約6,200万円の見積を見て感じたことは、こちらの記事にまとめています。

