一条工務店

賃貸で月500kWh使う家庭が一条工務店の家に住むと電気代はどうなる?

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注文住宅を検討している中で、わが家がかなり気になっていることがあります。

それは、今の賃貸で月500kWh前後の電気を使っている家庭が、一条工務店の家に住んだら電気代はどうなるのかということです。

わが家では、電気使用量が多い月で約500kWhありました。



賃貸でこの使用量なら、戸建てに引っ越したらもっと増えるのではないかという疑問がわきました。

しかも新居はオール電化の予定です。

一方で、一条工務店の家は高断熱・高気密が特徴で、わが家では太陽光発電と蓄電池も採用予定です。

つまり、単純に

「賃貸より家が広くなるから電気代が高くなる」

とも言い切れません。

結論から言うと、わが家では電気使用量そのものは増える可能性があるものの、太陽光発電と蓄電池をうまく使えば、買電量は抑えられる可能性があると考えています。

ただし、これはあくまで試算です。
実際の電気代は、電力会社の契約、買電単価、売電単価、生活リズム、季節、蓄電池の使い方によって変わります。

この記事では、賃貸で月500kWh使っているわが家が、一条工務店グランスマートの家づくりで電気代をどう考えたのかを整理します。

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わが家の前提条件

まず、わが家の前提条件です。

項目内容
現在の住まい賃貸
現在の最大電気使用量月約500kWh
新居一条工務店の注文住宅
商品グランスマートを検討中
電気オール電化想定
太陽光発電量年間約10,076kWh見込み
蓄電池採用予定
家族構成大人2人、子ども2人予定
働き方在宅勤務中心
気になる点戸建て化・オール電化で電気使用量が増えるか
わが家の前提条件



現在の月500kWhは、あくまで賃貸での使用量です。

新居では戸建てになります。
さらにオール電化になるため、給湯や調理も電気になります。

子どもが2人になれば、洗濯、入浴、乾燥機、冷暖房の使い方も変わるはずです。

在宅勤務もあるため、日中にエアコンやパソコンを使う時間も多くなります。

そのため、わが家では「一条工務店の家に住めば電気代が安くなる」とは最初から考えていません。

むしろ、まずは

電気使用量は増える前提で、どこまで買電量を抑えられるか

を確認した方がよいと思いました。

月500kWhはわが家にとって少なくない使用量だった

月500kWhという数字だけ見ると、正直そこまで実感がありませんでした。

ただ、家づくりを進める中で、太陽光発電や蓄電池、オール電化の話を聞くようになると、

「今の時点で500kWh使っているなら、戸建てになったらどうなるんだろう」

と気になるようになりました。

特にわが家の場合、家づくりでは住宅ローンの負担も大きなテーマです。

世帯年収1,000万円台とはいえ、注文住宅、土地、外構、車2台、子ども2人の教育費まで考えると、光熱費も無視できません。

住宅ローンだけを見れば何とかなるように見えても、毎月の固定費がじわじわ増えると家計は苦しくなります。

そのため、電気代についても

  • 今よりどれくらい使用量が増えそうか
  • 太陽光発電でどれくらいまかなえそうか
  • 蓄電池で夜の買電をどれくらい減らせそうか
  • 冬の電気代がどれくらい重くなりそうか



をざっくりでも見ておきたいと思いました。

一条工務店の家に住むと電気使用量は増えるのか

わが家では、電気使用量そのものは増える可能性があると考えています。

理由は、賃貸から戸建てになることに加えて、オール電化になるからです。

電気使用量が増える要因内容
戸建てになる賃貸より床面積が広くなる
オール電化になる給湯・調理も電気になる
子どもが2人になる洗濯・入浴・乾燥の回数が増えそう
子ども部屋を使う将来、各部屋の冷暖房が増える
在宅勤務が多い日中の空調・パソコン使用がある
部屋数が増えるLDK、寝室、子ども部屋、書斎を使う



電気使用量が増えやすい理由



一方で、一条工務店の家ならではの期待もあります。

電気代を抑えられそうな理由わが家で期待していること
高断熱・高気密冷暖房効率が良くなりやすい
太陽光発電昼間の電気を自家消費できる
蓄電池昼に余った電気を夜に使える
在宅勤務発電している時間帯に家電を使いやすい
家電の使い方を調整できる洗濯・乾燥・食洗機を昼に寄せられる

ここで大事だと思ったのは、電気使用量が増えること自体が問題ではないということです。

問題は、電力会社から買う電気がどれくらいになるかです。

  • 電気使用量:家で使った電気の合計
  • 買電量:電力会社から買った電気
  • 自家消費:太陽光発電した電気を自宅で使うこと
  • 売電:使い切れなかった電気を売ること



電気代に大きく影響するのは、主に買電量です。

一条工務店の家に住んで電気使用量が増えたとしても、太陽光発電と蓄電池で買電量を減らせれば、電気代の負担は抑えられる可能性があります。

月500kWhからどれくらい増えるかをシナリオで考える

賃貸で月500kWh使っているわが家が、戸建て・オール電化になった場合を想定して、いくつかシナリオを作りました。

シナリオ月間使用量年間使用量イメージ
現在並み500kWh6,000kWh賃貸時代と同じ水準
少し増加600kWh7,200kWh戸建て化・子ども増を反映
増加700kWh8,400kWh冷暖房・給湯増を反映
多め800kWh9,600kWh冬や家族成長後を想定
かなり多い900kWh10,800kWh発電量を超える水準
月間使用量別の年間電気使用量シミュレーション

わが家では、戸建てに住むと月600〜800kWh程度まで増える可能性は見ておきたいと考えています。

特に冬は、給湯と暖房で電気使用量が増えやすいはずです。

子どもが大きくなって子ども部屋を使うようになれば、今より電気を使う部屋も増えます。

逆に、春や秋など冷暖房が少ない時期は、そこまで大きく増えない可能性もあります。

年間平均だけで判断するより、冬にどこまで増えるかを見ておいた方が現実的だと感じました。

太陽光発電量10,076kWhと比較してみる

わが家の太陽光発電量は、年間約10,076kWhの見込みです。

使用量シナリオと比較すると、以下のようになります。

月間使用量年間使用量発電量10,076kWhとの差
500kWh約6,000kWh約4,076kWh余り
600kWh約7,200kWh約2,876kWh余り
700kWh約8,400kWh約1,676kWh余り
800kWh約9,600kWh約476kWh余り
900kWh約10,800kWh約724kWh不足
現在使用量と太陽光発電量の比較

この表だけを見ると、月800kWhくらいまでは、年間発電量の範囲におおむね収まりそうに見えます。

ただし、ここは注意が必要です。

太陽光発電は昼間に発電します。

一方で、電気は朝・夜・深夜にも使います。

そのため、年間発電量が年間使用量を上回っていても、すべてを自分の家で使えるわけではありません。

ここを勘違いすると、

「年間発電量の方が多いから電気代はほとんどかからないはず」

と考えてしまいそうですが、実際には時間帯のズレがあります。

わが家では蓄電池も採用予定なので、昼に余った電気を夜に回せる可能性はあります。

それでも、天気が悪い日や冬場の発電量が少ない時期は、買電が必要になると考えています。

太陽光なしで全量買電した場合の電気代

まず、太陽光発電がない場合を考えてみます。

ここでは、電気単価を35円/kWhと仮定します。

実際の単価は、契約内容、燃料費調整額、再エネ賦課金、基本料金などによって変わります。

あくまで簡易的な試算です。

月間使用量年間使用量年間電気代月平均
500kWh約6,000kWh約210,000円約17,500円
600kWh約7,200kWh約252,000円約21,000円
700kWh約8,400kWh約294,000円約24,500円
800kWh約9,600kWh約336,000円約28,000円
900kWh約10,800kWh約378,000円約31,500円
太陽光なしの場合の年間電気代シミュレーション



月700〜800kWhになると、単純計算では月平均2.5万円前後の電気代になります。

もちろん、これは太陽光も蓄電池もない前提です。

一条工務店で太陽光発電と蓄電池を採用する場合、すべてを電力会社から買うわけではありません。

ここが、賃貸時代との大きな違いだと思います。

太陽光・蓄電池ありの場合は自家消費率が大事

次に、太陽光と蓄電池がある場合を考えます。

ここでは、年間使用量8,400kWh、つまり月700kWh使う家庭を例にします。

項目仮定
年間使用量8,400kWh
年間発電量10,076kWh
買電単価35円/kWh
売電単価16円/kWh

太陽光と蓄電池で、使用量の何割を自家消費できるかによって、実質負担は変わります。

自家消費できる割合買電量買電額売電想定実質負担の目安
60%3,360kWh約117,600円約80,576円約37,024円/年
70%2,520kWh約88,200円約67,136円約21,064円/年
80%1,680kWh約58,800円約53,696円約5,104円/年
90%840kWh約29,400円約40,256円売電が上回る可能性
自家消費率別の電気代シミュレーション

※売電単価は申請年度や制度によって変わります。この記事では、分かりやすくするために16円/kWhとして仮に試算しています。

この試算では、自家消費割合が高くなるほど、実質負担は小さくなります。

ただし、ここもかなり注意が必要です。

実際の電気代には、基本料金、再エネ賦課金、燃料費調整額などがあります。

また、売電収入は電気代から直接差し引かれるとは限りません。

そのため、この表は

「この金額になる」

という意味ではなく、

自家消費率が上がるほど、買電量を減らしやすい

というイメージで見た方がよいです。

わが家の場合、在宅勤務があるため、日中に電気を使えるのはメリットだと思っています。

たとえば、

  • 洗濯機を昼間に回す
  • 乾燥機を発電時間帯に使う
  • 食洗機を日中に動かす
  • エコキュートの沸き上げ時間を確認する
  • 休日の家電使用を昼に寄せる



こうした使い方ができれば、太陽光の自家消費を増やしやすいかもしれません。

太陽光を活用する1日の家電使用イメージ

賃貸と一条工務店の家で変わること

賃貸と一条工務店の家を比較すると、以下のようになります。

比較項目賃貸一条工務店の家
床面積比較的小さい広くなる可能性
断熱性能物件による高断熱・高気密が期待できる
電気電気+ガスの場合ありオール電化想定
太陽光基本なし採用予定
蓄電池基本なし採用予定
電気使用量月500kWh程度増える可能性あり
買電量使用分を基本的に買う太陽光で減らせる可能性
光熱費電気代+ガス代の場合あり電気代中心
賃貸と一条工務店の家の比較



賃貸では、使った電気の多くを電力会社から買います。



一方で、一条工務店の家では、電気使用量そのものは増えるかもしれません。

ただし、太陽光発電と蓄電池を使えば、買う電気を減らせる可能性があります。

つまり、比較すべきなのは「月500kWhが何kWhに増えるか」だけではありません。

大事なのは、そのうち何kWhを電力会社から買うのかだと思います。

わが家が迷っている点

試算してみると、太陽光と蓄電池があることで安心感はあります。

ただ、それでも迷いがなくなったわけではありません。

わが家が気になっているのは、主に以下です。

迷っている点理由
冬の電気使用量給湯・暖房で大きく増えそう
蓄電池の容量夜間や雨の日にどこまで使えるか分からない
売電単価年度や制度によって変わる
買電単価将来的に上がる可能性もある
子どもの成長子ども部屋を使うと冷暖房が増える
生活リズム太陽光が発電する昼に使えるかで変わる
住宅ローンとのバランス電気代だけでなく毎月の家計全体で見る必要がある
電気代で迷っている点



特に住宅ローンを組む場合、太陽光で電気代が下がる可能性だけを見て判断するのは少し危ないと思っています。

注文住宅では、建物本体、土地、外構、諸費用、家具家電、固定資産税、火災保険など、住み始めてからもお金がかかります。

わが家も世帯年収1,000万円台ではありますが、子育て世帯で車2台も考えているため、家計に余裕を持たせたいです。

そのため、電気代についても「安くなるかもしれない」ではなく、

「思ったより買電が増えても家計が耐えられるか」まで見ておきたいと考えています。

月500kWh家庭が確認したいチェックポイント

賃貸で月500kWh前後使っている家庭が、一条工務店のオール電化住宅を検討するなら、以下を確認しておくとよさそうです。

チェック項目確認したいこと
現在の電気使用量何月に多く使っているか
現在の電気代kWhだけでなく実際の支払額も見る
ガス代オール電化後は電気に集約される
新居の広さ賃貸よりどれくらい広くなるか
太陽光発電量年間発電量の見込み
蓄電池容量夜間や停電時にどこまで使えるか
在宅勤務の有無昼間に電気を使えるか
冬の使い方暖房・給湯・乾燥機の使用量
売電単価申請年度や制度を確認する
住宅ローン電気代込みで毎月の家計を見る
オール電化を検討するときのチェックリスト

わが家の場合、月500kWh使っていたことは不安材料でした。

ただ試算してみると、単純に「使用量が多いからダメ」と考えるのではなく、太陽光発電と蓄電池で買電量をどう減らすかが大事だと感じました。

まとめ:月500kWh家庭でも、見るべきは使用量より買電量

賃貸で月500kWh使っている家庭が一条工務店の家に住むと、電気使用量そのものは増える可能性があります。

理由は、戸建て化、オール電化、子どもの成長、冷暖房範囲の拡大があるからです。

わが家の場合、月500kWhを年間換算すると約6,000kWhです。

一方で、太陽光発電量は年間約10,076kWhの見込みです。

単純比較では発電量に余裕があります。

ただし、太陽光は昼に発電し、電気は夜にも使います。

そのため、年間発電量が多いからといって、すべてを自家消費できるわけではありません。

大事なのは、使用量ではなく買電量です。

  • 電気使用量:戸建てで増える可能性あり
  • 買電量:太陽光と蓄電池で減らせる可能性あり
  • 電気代:生活リズムや自家消費率によって変わる



わが家では在宅勤務中に洗濯、乾燥、食洗機、エコキュートなどを昼間に使うことで、太陽光をできるだけ自家消費したいと考えています。

結論として賃貸で月500kWh使っている家庭でも、一条工務店の太陽光・蓄電池ありの家に住めば、電気代を抑えられる可能性はあります。

ただし、冬の使用量、蓄電池容量、買電単価、売電単価、生活リズムによって結果は変わります。

「一条工務店なら必ず安い」と考えるのではなく、使用量が増えても買電量をどれだけ減らせるかを見て判断したいです。

一条工務店のオール電化で電気代がどう変わるかは、月500kWhの使用量だけでなく、太陽光発電量や自家消費率によっても変わります。

わが家の太陽光10,076kWh見込みをもとに、オール電化全体の電気代を試算した記事はこちらにまとめています。

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また、住宅ローンや家計全体の負担が気になる方は、こちらの記事も参考になると思います。

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すみあや
すみあや
システムエンジニア
神奈川県に住んでいる子育て4人家族です。 一条工務店グランスマートの注文住宅を計画中です。家づくりで悩んだ住宅ローン、家計、間取り、土地選び、太陽光発電のことをできるだけ数字と実体験を交えて発信しています。 世帯年収1000万円台でも無理しすぎない家づくりを目指しています。
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