太陽光・電気代

蓄電池1台で足りる?一条工務店で2台目を迷った理由

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一条工務店でグランスマートの注文住宅を計画する中で、太陽光発電と蓄電池をどう考えるかは、わが家にとってかなり大きな悩みでした。

特に迷ったのが、蓄電池は1台で足りるのか、2台目を追加した方がよいのかという点です。

太陽光発電があれば、昼間に発電した電気を家で使えます。

さらに蓄電池があれば、昼間に余った電気をためて、夜に使うこともできます。

ただ、蓄電池を増やせば必ず家計にプラスになるとは限りません。

2台目を追加すれば安心感は増えますが、その分だけ初期費用も増えます。

注文住宅では、建物代、土地代、外構費、住宅ローン、家具家電など、考えるお金が多いです。

わが家では、現時点で次のように考えています。

わが家の判断理由
日常使いは蓄電池1台でも足りる可能性が高い年間発電量と現在の電気使用量を見ると余裕があるため
2台目は迷う子ども2人予定、戸建て、オール電化、停電対策を考えると安心感があるため
最終判断は費用次第電気代削減だけで回収するには時間がかかる可能性があるため



この記事では、わが家の発電量・電気使用量・家族構成・家計の考え方をもとに、蓄電池1台と2台で迷った理由を整理します。

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わが家の前提条件

まず、わが家の前提条件は以下のとおりです。

項目内容
現在の住まい賃貸
新居一条工務店の注文住宅
商品グランスマート
家族構成大人2人、子ども2人予定
電気オール電化想定
太陽光発電量年間約10,076kWh見込み
現在の最大電気使用量月約503kWh
働き方在宅勤務中心
悩み蓄電池1台で足りるか、2台目を入れるべきか



わが家の前提条件



現在の最大電気使用量は、楽天でんきの実績で月約503kWhでした。

楽天電気の実績

※楽天でんき:プランS

ただし、これは今の賃貸での使用量です。

新居は戸建てになります。
子どもも2人になる予定です。
さらに将来的には、子ども部屋、寝室、書斎など複数の部屋で冷暖房を使う可能性があります。

そのため、今の電気使用量だけを見て、

「蓄電池1台で十分」

とは言い切れません。

一方で、2台目を追加すれば費用も増えます。

世帯年収1000万円台で注文住宅を建てるわが家にとって、住宅ローンや家計への影響も無視できません。

年間発電量と現在の電気使用量を比較する

まずは、かなり単純に年間発電量と現在の電気使用量を比べてみます。

現在の最大使用量である月503kWhを、仮に毎月使ったとします。

503kWh × 12か月 = 年間6,036kWh



一方で、太陽光発電量の見込みは年間約10,076kWhです。

10,076kWh − 6,036kWh = 4,040kWh



年間合計だけで見ると、発電量には余裕があるように見えます。

項目数値
年間発電量見込み約10,076kWh
現在の最大使用量を年間換算約6,036kWh
単純比較の差約4,040kWh余り
年間発電量と現在の電気使用量比較



ただし、ここで注意したいのが、年間合計だけでは判断できないという点です。



太陽光発電は主に昼間に発電します。
一方で、電気は夜にも使います。



年間発電量が使用量を上回っていても、発電した電気をすべて自家消費できるわけではありません。



蓄電池1台で足りるかどうかは、次のような条件で変わります。

  • 昼間にどれだけ電気を使えるか
  • 夜にどれだけ電気を使うか
  • 冬の電気使用量がどれくらい増えるか
  • 蓄電池にためた電気を使い切れるか
  • 売電と自家消費の差額をどう考えるか



わが家は在宅勤務中心なので、昼間に電気を使いやすい生活です。

この点は、蓄電池1台でも足りる可能性を考えるうえで、かなり大きいと思っています。

将来の電気使用量をシミュレーションする

今の最大使用量は月503kWhですが、新居では使用量が増える可能性があります。

理由は、賃貸から戸建てになり、オール電化になり、子ども2人の生活になるからです。

そこで、月の電気使用量が増えた場合も考えてみました。

月間使用量年間使用量年間発電量10,076kWhとの差
503kWh約6,036kWh約4,040kWh余り
600kWh約7,200kWh約2,876kWh余り
700kWh約8,400kWh約1,676kWh余り
800kWh約9,600kWh約476kWh余り
900kWh約10,800kWh約724kWh不足


月間使用量別の年間電気使用量シミュレーション



この表を見ると、月800kWhくらいまでなら、年間発電量10,076kWhの範囲にはおおむね収まります。

ただし、これも年間合計だけの比較です。

実際には、夏と冬で電気使用量は変わります。
発電量も季節によって変わります。

特に冬は、発電量が少なくなりやすい一方で、給湯や暖房で電気使用量が増える可能性があります。

そのため、

「年間では足りている」
「でも冬や夜間は買電が発生する」

ということは十分ありえます。

ここは、太陽光発電と蓄電池を考えるうえで、見落としやすい部分だと感じました。

蓄電池1台で足りそうだと思った理由

わが家が、まずは蓄電池1台でも足りる可能性が高いと考えている理由は、以下です。

理由内容
年間発電量が多い約10,076kWhの発電見込みがある
現在の使用量と比べると余裕がある月503kWhを年間換算しても約6,036kWh
在宅勤務と相性が良い昼間に発電した電気を直接使いやすい
家電を昼に動かしやすい洗濯、乾燥、食洗機などを発電時間に寄せやすい
2台目は費用回収が長くなりやすい追加費用に対する効果を慎重に見る必要がある
蓄電池1台で足りそうだと思った理由



一番大きいのは、在宅勤務で昼間に家にいる時間が長いことです。

昼間に家にいない家庭だと、太陽光で発電した電気を使い切れず、余った分を売電することが増えます。

一方で、在宅勤務中心のわが家では、発電している時間帯に電気を使いやすいです。

たとえば、昼間に使いやすい家電は以下です。

昼間に使いやすいものわが家での使い方
洗濯機在宅勤務中に回しやすい
乾燥機天気や時間に合わせて使いやすい
食洗機昼食後や夕方前に使える
エコキュート設定次第で昼間の活用を検討できる
パソコン・モニター在宅勤務で日中に使用
冷暖房在宅中の室温管理に使用



昼間に直接使える電気が多いほど、蓄電池にためる必要は少なくなります。

もちろん、夜の使用量や冬の電気代は住んでみないと分からない部分もあります。

それでも、わが家の生活スタイルを見る限り、日常使いだけなら1台でも足りる可能性はあると考えています。

それでも蓄電池2台目を迷った理由

一方で、2台目を完全に不要とは考えていません。

迷った理由は、将来の電気使用量が今より増える可能性があるからです。

迷った理由内容
子どもが2人になる洗濯、乾燥、入浴、家電使用が増える可能性がある
賃貸から戸建てになる床面積が広くなり、冷暖房範囲が増える
子ども部屋を使う将来、2階の冷暖房や照明が増える
オール電化になる給湯や調理も電気使用に含まれる
冬の電気使用量が不安給湯・暖房で使用量が増えやすい
停電時の安心感蓄電池容量が多い方が備えやすい
蓄電池2台目を迷った理由



特に気になったのは、今の503kWhが将来の上限ではないという点です。

今は賃貸での生活です。
新居では戸建てになり、部屋数も増えます。

将来的には、子ども部屋、寝室、書斎など、複数の部屋で冷暖房を使う場面も出てくると思います。

そう考えると、月600〜800kWhくらいまで使用量が増える可能性は見ておきたいです。

注文住宅は、建てる前にいろいろな仕様を決めます。

ただ、電気使用量だけは実際に住んでみないと分からない部分もあります。

この「分からない部分」に対して、2台目を入れて安心を取るのか。
それとも、まずは1台で様子を見るのか。



ここが一番悩んだところです。

蓄電池1台と2台を比較する

蓄電池1台と2台を、家計目線で比較すると以下のようになります。

比較項目蓄電池1台蓄電池2台
初期費用抑えやすい増える
日常の電気代削減ある程度期待できるさらに買電を減らせる可能性がある
夜間の電気使用一部まかなえるより多くまかなえる
停電時の安心感最低限の備えになるより備えやすい
将来の使用量増加不安が残る可能性がある余裕を持ちやすい
費用回収比較的考えやすい長期化しやすい
使い切れないリスク低め高くなる可能性がある
わが家の印象現実的安心だが費用次第
蓄電池1台・2台の比較



日常使いのコスト面だけで見ると、わが家では1台が現実的だと感じています。

一方で、停電時の安心感や将来の電気使用量増加まで考えると、2台目にも魅力があります。

つまり、わが家にとって2台目は、

「電気代で得をするため」

というより、

「将来の使用量増加や停電時への安心料」

という意味合いが強いです。

この考え方を整理できたことで、少し判断しやすくなりました。

蓄電池2台目はどれくらいで元が取れるのか

2台目を追加するかどうかで、特に大事なのが費用回収です。

正確な計算をするには、以下の情報が必要です。

必要な情報内容
2台目の追加費用いくらで追加できるか
2台目の蓄電容量何kWhためられるか
買電単価電力会社から買う電気の単価
売電単価余った電気を売る単価
2台目で増える自家消費量年間でどれだけ買電を減らせるか
劣化・保証何年使えるか



ここでは、仮に以下の条件で考えます。

仮定項目数値
買電単価35円/kWh
売電単価16円/kWh
自家消費の差額メリット19円/kWh
2台目の追加費用80万〜120万円
2台目で増える自家消費量年間1,000〜2,000kWh

売るはずだった電気を蓄電池にためて夜に使う場合、経済効果は単純な買電単価35円ではなく、買電単価35円−売電単価16円=19円/kWhで見る方が現実に近いと考えました。



つまり、計算式は以下です。

年間メリット = 2台目で増えた自家消費量 × 19円/kWh



この場合の年間メリットは以下です。

2台目で増える自家消費量年間メリット
年間1,000kWh約19,000円
年間1,500kWh約28,500円
年間2,000kWh約38,000円
2台目で増える自家消費量別の年間メリット



さらに、追加費用別に回収年数を考えると以下です。

2台目追加費用年1,000kWh活用年1,500kWh活用年2,000kWh活用
80万円約42年約28年約21年
100万円約53年約35年約26年
120万円約63年約42年約32年
蓄電池2台目の回収年数シミュレーション



この試算を見ると、2台目を電気代削減だけで回収するのは簡単ではないと感じました。

もちろん、実際の買電単価や売電単価、使用量、蓄電池の価格によって結果は変わります。


また、電気代が今後どうなるかも分かりません。

それでも、少なくともわが家では、2台目を入れるなら、

「電気代だけで元を取る」

というより、

「停電時や将来の使用量増加に備える」

という考え方になりそうです。

停電対策として2台目をどう考えるか

蓄電池2台目を考えるうえで、電気代削減とは別に大きいのが停電対策です。

停電時に使いたいものは、わが家では以下のようなものです。

停電時に使いたいもの理由
冷蔵庫食品を守るため
照明夜間の生活に必要
スマホ充電連絡手段の確保
Wi-Fi・通信機器情報収集に必要
最低限の空調夏や冬の体調管理
給湯関係状況によっては必要


停電時に使いたい家電リスト


蓄電池が2台あれば、停電時に使える電気量は増えます。
そのため、災害時の安心感は高くなります。

ただし、停電対策をどこまで重視するかは家庭によって違います。

わが家の場合、子どもがいることを考えると、停電時の安心感は軽視できません。

一方で、追加費用が80万〜120万円かかると考えると、家計への影響も大きいです。

ここは、住宅ローンや入居後の生活費とあわせて考える必要があります。

蓄電池2台目を入れる場合は、単に「安心だから」で決めるのではなく、

  • 追加費用はいくらか
  • 住宅ローンに含めるのか
  • 現金で払うのか
  • 入居後の固定資産税や保険料に影響しないか
  • 外構や家具家電の予算を圧迫しないか
  • 停電時に本当に使いたい家電は何か



このあたりを確認してから判断したいと思っています。

蓄電池1台が向いていそうな家庭・2台目を検討してもよさそうな家庭

わが家の検討を通して、蓄電池1台でよさそうな家庭と、2台目を検討してもよさそうな家庭を整理してみました。

家庭の状況判断の目安
昼間に在宅している時間が長い1台でも足りる可能性がある
洗濯・乾燥・食洗機を昼に使える1台でも自家消費しやすい
初期費用を抑えたい1台を基本に考えたい
電気代削減を重視したい2台目は回収年数を慎重に確認したい
夜間の電気使用量が多い2台目を検討する余地がある
停電対策を重視したい2台目を安心料として考える余地がある
将来の電気使用量増加が不安2台目も選択肢に入る
蓄電池1台向き・2台向きの家庭比較



わが家は、在宅勤務中心なので、昼間に発電した電気を使いやすい家庭です。

そのため、日常使いとしては1台でも足りる可能性があると考えています。

ただし、子どもが2人になること、戸建てになること、将来の冷暖房使用が増えることを考えると、2台目の安心感も理解できます。

結局のところ、蓄電池の台数は「正解が1つ」ではなく、家庭ごとの暮らし方と予算で変わると思いました。

わが家が最終判断前に確認したいこと

現時点で、わが家が最終判断前に確認したいことは以下です。

確認項目確認したい内容
2台目の追加費用実際にいくら増えるのか
蓄電容量1台・2台でどれだけためられるのか
保証期間何年保証されるのか
劣化の考え方何年後にどの程度容量が残るのか
売電単価余った電気をいくらで売れるのか
買電単価電力会社から買う単価はいくらか
冬の使用量給湯・暖房でどれくらい増えそうか
停電時の使い方どの家電を何時間使いたいか
住宅ローンへの影響月々返済や総額にどれくらい影響するか
蓄電池2台目を検討するときのチェックリスト



特に、2台目の追加費用は必ず確認したいです。

仮に100万円前後増える場合、家電や外構、引っ越し費用など、ほかの予算とのバランスも考える必要があります。

注文住宅では、ひとつひとつの追加費用が大きく見えにくくなることがあります。

「せっかくだから」

で増やしていくと、最終的に住宅ローンや入居後の家計に影響します。

蓄電池2台目も、便利そうだから追加するのではなく、わが家の暮らし方に本当に合っているかを確認して決めたいです。

まとめ:わが家はまず1台寄り。ただし2台目は安心料として迷う

一条工務店グランスマートで蓄電池1台にするか、2台目を追加するかは、わが家でもかなり迷いました。

年間発電量は約10,076kWhの見込みです。

現在の最大電気使用量は月約503kWhで、年間換算すると約6,036kWhです。

単純に年間合計で見ると、約4,040kWhの余裕があります。

そのため、わが家では日常使いとしては蓄電池1台でも足りる可能性が高いと考えています。

ただし、今後は戸建てに引っ越し、子どもも2人になる予定です。

将来は子ども部屋や書斎の冷暖房も使う可能性があります。

そのため、月600〜800kWh程度まで使用量が増える可能性は見ておきたいです。

2台目は、電気代削減だけで考えると慎重に判断したいです。

仮に追加費用が80万〜120万円かかる場合、売電との差額で回収しようとすると長い期間が必要になる可能性があります。

一方で、停電時の安心や将来の電気使用量増加への備えとしては、2台目にも価値があります。

現時点でのわが家の結論は、次のとおりです。

判断内容
日常使い蓄電池1台でも足りる可能性が高い
2台目電気代削減より安心料として考える
最終判断追加費用、買電単価、売電単価、冬の使用量を確認して決める



一条工務店で太陽光発電や蓄電池を検討している方は、年間発電量だけでなく、暮らし方や家計も含めて考えるのが大事だと感じました。

最後に、蓄電池の台数で迷ったときは、以下を確認しておくと判断しやすいです。

  • 年間発電量はどれくらいか
  • 現在の電気使用量はどれくらいか
  • 戸建て後に使用量がどれくらい増えそうか
  • 昼間に電気を使いやすい生活か
  • 夜間の電気使用量は多そうか
  • 2台目の追加費用はいくらか
  • 売電単価と買電単価の差はいくらか
  • 電気代削減目的なのか、停電対策目的なのか
  • 住宅ローンや入居後の家計に無理がないか



蓄電池は、家計にも暮らしにも関わる設備です。

わが家も、1台で足りる可能性を基本にしつつ、2台目を入れる場合は「安心料として納得できるか」を基準に考えていきたいです。

蓄電池の台数だけでなく、太陽光発電そのものを家計にどう活かすかもあわせて考えています。

一条工務店の太陽光発電で期待していることや、電気代・売電・蓄電池を家計目線で整理した内容は、こちらの記事にまとめています。

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また、注文住宅全体の予算や住宅ローンが不安な方は、総額6,200万円の見積もりや月々返済を整理した記事も参考になると思います。

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システムエンジニア
神奈川県に住んでいる子育て4人家族です。 一条工務店グランスマートの注文住宅を計画中です。家づくりで悩んだ住宅ローン、家計、間取り、土地選び、太陽光発電のことをできるだけ数字と実体験を交えて発信しています。 世帯年収1000万円台でも無理しすぎない家づくりを目指しています。
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