一条工務店の太陽光発電に期待していること|電気代・売電・蓄電池をどう考えるか

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一条工務店で注文住宅を建てるにあたり、わが家がかなり期待している設備の1つが太陽光発電です。

最初は、太陽光発電と聞くと「売電で得をする設備」というイメージがありました。

ただ家づくりを考える中で、わが家が本当に期待しているのは売電収入そのものではないと感じています。

一番期待しているのは毎月の電気代を抑えながら、オール電化の家で快適に暮らすことです。

特にわが家は在宅勤務が多く、日中も家で電気を使います。

そのため日中に発電した電気を家で使えるなら、太陽光発電との相性は良いのではないかと考えています。

この記事では一条工務店の太陽光発電に期待していること、公式サイトで確認できた価格例、電気代削減の試算、売電収入への考え方をまとめます。

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結論|太陽光に期待しているのは「売電収入」よりも「電気代の安定」

わが家が一条工務店の太陽光発電に期待しているのは、大きな売電収入ではありません。

一番期待しているのは、毎月の電気代を抑えやすくなることです。

一条工務店は公式サイトで、屋根一体型太陽光パネルと長寿命蓄電池による「創エネ性能」を説明しており、断熱等級6以上を標準仕様でクリアする省エネ性能と組み合わせることで、光熱費を抑えながら快適に暮らす考え方を示しています。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

すみあや
すみあや

わが家としては太陽光発電を「儲ける設備」としてではなく、電気代を安定させる設備として期待しています。

一条工務店の公式サイトで確認できた太陽光発電の価格例

一条工務店の公式サイトを確認したところ、個別の家ごとの太陽光発電価格が一律で公開されているわけではありませんでした。

ただし、公式サイト内の試算条件として次の価格例が記載されていました。

内容公式サイト上の価格例
太陽光5kW・蓄電池なし107万円
太陽光13.475kW・蓄電池あり289.9万円

この価格は、一条工務店公式サイトの30年間メリット試算に使われている条件です。条件としては、建築地が名古屋市、建築タイプがi-smart、延床面積35坪、南向き、1.5寸勾配などが前提になっています。公式サイトでは、太陽光5kW・蓄電池なしが107万円、太陽光13.475kW・蓄電池ありが289.9万円として試算されています。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

これを1kWあたりで単純計算すると、以下になります。

内容価格1kWあたり
太陽光5kW・蓄電池なし107万円約21.4万円/kW
太陽光13.475kW・蓄電池あり289.9万円約21.5万円/kW

ただし、13.475kWの方は蓄電池ありの価格です。

そのため、単純に「太陽光だけの単価」として比較するのは正確ではありません。

あくまで、一条工務店公式サイトに掲載されている試算条件上の価格例として見る必要があります。

一条工務店の太陽光・蓄電池はなぜ安くできるのか

一条工務店の公式サイトでは、太陽光パネルを自社グループ工場で生産していると説明されています。

また、自社の建物規格寸法に合わせられるため、屋根一体型で屋根面積を最大限に活かしやすいこともメリットとして説明されています。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

公式サイトではさらに、高性能な太陽光発電システムと蓄電池をリーズナブルに届けるために、自社グループ工場での一貫生産体制を取り、開発から生産まで担うことで中間コストを削減していると説明されています。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

整理すると、公式情報上のポイントは以下です。

公式情報で確認できた内容わが家の見方
自社グループ工場で太陽光パネルを生産中間コストを抑えやすい可能性がある
屋根一体型太陽光パネル屋根面積を活かしやすい
太陽光+蓄電池を組み合わせる考え方自家消費を増やしやすい
価格例が公式試算に掲載されている見積確認時の比較材料になる

一条工務店公式サイトの30年間メリット試算

一条工務店の公式サイトでは、13.475kWの太陽光パネルと蓄電池を組み合わせることで、30年間で約292万円の経済的メリットが期待できると説明されています。

また、5kWの太陽光パネルを搭載した場合と比較すると、約161万円お得になるという試算も掲載されています。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

公式サイトの試算条件は以下です。

項目公式サイトの試算条件
建築地名古屋市
建築タイプi-smart
延床面積35坪
太陽光13.475kW
蓄電池あり
システム価格289.9万円
比較対象太陽光5kW・蓄電池なし
30年間メリット約292万円
5kWとの差約161万円

この試算はかなり参考になります。

ただし、公式サイトにも記載がある通り、シミュレーション値は目安であり、建築プラン、地域、設置環境、使用状況、国や電力会社の施策によって変わります。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

そのため、わが家の場合もこの金額をそのまま信じるのではなく、実際の見積と発電シミュレーションで確認する必要があると思っています。

わが家の電気使用量と太陽光発電への期待

現在のわが家は、賃貸で暮らしています。

電気使用量が多い月で、約500kWhでした。

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一方、一条工務店の見積資料では年間発電量が約10,076kWh、2月の発電量が約727kWhというイメージでした。

この数字だけを見ると、かなり期待したくなります。
年間発電量10,076kWhを12か月で割ると、月平均は約840kWhです。

現在の多い月の使用量500kWhと比べると、発電量の方がかなり多く見えます。

ただしここで注意したいのは、発電量が使用量を上回るからといって、電気代が完全にゼロになるとは限らないことです。

理由は、電気を使う時間と発電する時間がずれるからです。

昼間に発電しても、夜に使う電気はそのままでは使えません。

そこで重要になるのが蓄電池です。

売電価格はどう考えるか

太陽光発電を考えるうえで、売電価格も重要です。

2026年度の住宅用太陽光発電について、経済産業省の公表資料では、2025年度下半期から初期投資支援スキームが導入され、住宅用太陽光は24円/kWhが当初4年間、8.3円/kWhが5〜10年目とされています。(経済産業省)

一条工務店の公式シミュレーションでも、売電価格は当初4年間24.0円/kWh、5〜10年目8.3円/kWh、11年目以降7.0円/kWhという条件で試算されています。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

期間売電価格の想定
当初4年間24.0円/kWh
5〜10年目8.3円/kWh
11年目以降7.0円/kWh

この数字を見ると、最初の4年間は売電価格が高めです。

ただし、5年目以降は8.3円/kWhまで下がります。

すみあや
すみあや

そのため、長期的には「売る」よりも「自分の家で使う」方が大事になると感じています。

年間発電量10,076kWhでどれくらいメリットが出るか

ここからは、わが家の年間発電量イメージである10,076kWhを使って試算します。

前提は以下です。

項目前提
年間発電量10,076kWh
買う電気の単価30円/kWhと仮定
売電価格 1〜4年目24円/kWh
売電価格 5〜10年目8.3円/kWh
売電価格 11年目以降7円/kWh

ここでは自家消費率を30%、50%、70%の3パターンで考えます。

自家消費率とは発電した電気のうち、自分の家で使える割合です。

1〜4年目の年間メリット試算

1〜4年目は売電価格を24円/kWhとして考えます。

自家消費率年間メリットの目安
30%約26.0万円
50%約27.2万円
70%約28.4万円

1〜4年目は売電価格が24円/kWhと高めのため、自家消費率による差はそこまで大きくありません。

ただし5年目以降は売電価格が下がるため、自家消費率の差が大きくなります。

5〜10年目の年間メリット試算

5〜10年目は売電価格を8.3円/kWhとして考えます。

自家消費率年間メリットの目安
30%約14.9万円
50%約19.3万円
70%約23.7万円

5年目以降は、売電よりも自家消費の価値が大きくなります。

電気を30円/kWhで買う前提なら売電8.3円/kWhで売るより、自分の家で使って電気を買わない方が家計への効果は大きいです。

11年目以降の年間メリット試算

11年目以降は一条工務店公式シミュレーションと同じく、売電価格7円/kWhで考えます。

自家消費率年間メリットの目安
30%約14.0万円
50%約18.6万円
70%約23.3万円

11年目以降は、さらに自家消費の重要性が高くなります。

売電価格が低いなら余った電気を安く売るより、できるだけ家の中で使う方が有利です。

その意味でも在宅勤務、昼間の家電利用、蓄電池の使い方が大事になると思います。

30年間で見た場合の試算

次に、30年間で見た場合の試算です。

ここでは、以下の条件で単純計算します。

期間売電価格
1~4年目24.0円/kWh
5〜10年目8.3円/kWh
11~30年目7.0円/kWh

年間発電量10,076kWh、買う電気の単価30円/kWhで考えると30年間のメリットは以下になります。

自家消費率30年間メリットの目安
30%約474万円
50%約597万円
70%約721万円

ここから一条工務店公式サイトの価格例である289.9万円を差し引くと、単純計算では以下になります。

自家消費率30年間メリット価格例289.9万円との差
30%約474万円約184万円
50%約597万円約308万円
70%約721万円約431万円


これはあくまで単純計算です。

実際には、発電量の低下、パワーコンディショナー交換、蓄電池の劣化、電気料金の変化、売電単価の変化、生活スタイルの変化があります。

そのため、「必ずこれだけ得する」という意味ではありません。

すみあや
すみあや

ただ、わが家のように在宅勤務が多く、日中の自家消費を増やしやすい家庭なら、太陽光発電に期待する価値はあると感じます。

蓄電池に期待していること

一条工務店の公式サイトでは、オリジナル蓄電池について、一般的な蓄電池が容量の約80%しか使えないのに対し、約95%まで使用できると説明されています。また、充放電サイクルは約12,000サイクルとされています。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

停電時についても、一条工務店の公式サイトでは、太陽光パネルで作った電気と蓄電池に充電した電気を、最大5.5kVAまで家中に供給できると説明されています。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

これはかなり大きいと感じています。

一般的な太陽光だけの場合、停電時に使えるのは非常用コンセントだけというケースもあります。

一条工務店の公式サイトでも、一般的な停電時のイメージとして、非常用コンセント1口、約1.5kVAの供給量では普段通りの生活は難しいと説明されています。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

すみあや
すみあや

停電時に冷蔵庫、照明、スマホ充電、最低限の空調が使える可能性があるのは大きな安心材料です。

太陽光発電で不安に感じていること

太陽光発電には期待していますが、不安もあります。

特に気になるのは、戸建てに引っ越した後の電気使用量です。

今は賃貸での生活です。

今後は家も広くなり、子ども部屋も使うようになります。

そのため、現在の最大月500kWhをそのまま将来に当てはめるのは危険だと思っています。

すみあや
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それでも太陽光発電と蓄電池があれば、電力会社から買う電気を減らせる可能性があります。

ここに期待しています。

まとめ|一条工務店の太陽光発電は家計の安心材料として期待している

一条工務店の太陽光発電に期待しているのは、大きな売電収入ではありません。

わが家が一番期待しているのは、毎月の電気代を抑えやすくなることです。

公式サイトでは太陽光5kW・蓄電池なしが107万円、太陽光13.475kW・蓄電池ありが289.9万円という試算条件が掲載されていました。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

また13.475kWの太陽光パネルと蓄電池を組み合わせることで、30年間で約292万円の経済的メリットが期待できるという公式試算もあります。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

わが家の年間発電量イメージ10,076kWhで考えると、買う電気の単価を30円/kWhと仮定した場合、自家消費率50%なら30年間で約597万円のメリットになる試算です。

もちろん、これは単純計算です。

実際には、発電量の低下、機器交換、電気料金、売電価格、生活スタイルによって変わります。

それでも在宅勤務が多く、日中に電気を使うわが家にとって、太陽光発電と蓄電池はかなり相性が良いと感じています。

最後に、わが家の結論を整理します。

一条工務店の太陽光発電への期待

  • 日中の電気を自家消費したい
  • オール電化でも電気代を抑えたい
  • 蓄電池で夜間の買電を減らしたい
  • 停電時の安心感を得たい
  • 売電収入は期待しすぎない
  • 実際の見積と発電シミュレーションで確認する
すみあや
すみあや

一条工務店の太陽光発電は「売電で儲ける設備」というより、電気代を抑えて家計を安定させる設備として期待したいです。

参考にした公式情報

一条工務店公式の太陽光発電・蓄電池システム説明では、価格例、30年間メリット、蓄電池性能、停電時の供給能力などが確認できます。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

一条工務店公式の「大容量太陽光発電&長寿命蓄電池」では、屋根一体型太陽光パネル、自社グループ生産、屋根材としての性能、発電状況の見守りサービスなどが説明されています。(「家は、性能。」こだわりの家づくりなら一条工務店|住宅メーカー(ハウスメーカー))

売電価格については、経済産業省の2026年度FIT・FIP制度の公表情報を参考にしました。(経済産業省)

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システムエンジニア
神奈川県に住んでいる子育て4人家族です。 一条工務店グランスマートの注文住宅を計画中です。家づくりで悩んだ住宅ローン、家計、間取り、土地選び、太陽光発電のことをできるだけ数字と実体験を交えて発信しています。 世帯年収1000万円台でも無理しすぎない家づくりを目指しています。
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